概要
トウヨシノボリ | |
目 | スズキ目 |
科 | ハゼ科 |
学名 | Rhinogobius kurodai |
和名 | トウヨシノボリ |
全長は7~10センチメートル程。体の色は性別や幼魚で変化する(茶色だったり青色だったり)。目から鼻筋にかけて赤や黒の線があり、体側には6~7個の暗色の横斑が並んでいる。尾ビレには、トウヨシノボリ(橙葦登)に「橙」の名が付く由来となった、橙色の大きな斑点がある。しかし、個体差や生息地などによっては不明瞭なものも多い。
河川や湖沼、海に注ぐ河川、ため池など生息場所は色々である。食性は雑食性で、藻類や水生昆虫(トビケラなど)の幼虫を食べる。
繁殖期は5月~7月頃で、雄が掘った川底の石や岩の下の巣穴に卵を産み付ける。産卵後は雄が雌を追い出して、巣穴で仔魚が孵化するまで卵を保護する。
市場に流通することはないが、食用魚にもなる。佃煮や唐揚げにすると美味とされている。
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