トヨタ・ウィンダムとは、トヨタ自動車が1991年から2006年まで販売していた大型セダンである。
概要
北米市場を主眼に置いたモデルで、北米を含む海外市場では「レクサス・ES」として販売されていた。
カタログは北米市場を重視したと意識させるものとなっており、初代後期(1994年8月発行分)から3代目前期(2001年8月発行分)までのカタログにはワールドトレードセンターをバックに撮られたウィンダムの写真が必ず1枚挿入されていた(3代目前期の発売約1ヵ月後、2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件以降3代目のカタログが早急に作り直され、写真は削除された)
2006年には生産を終了、実質的な後継車は翌年に発売されたACV40系カムリ。
歴史
初代(CV10系、1991年~1996年)
1991年9月発売。
北米仕様のカムリ(日本におけるセプター)のプラットフォームをベースに開発されており、当時のカローラ店のフラッグシップセダンであった。
エンジンは先に登場したV30系カムリプロミネントと競合しないよう3リッターの3VZ-FEのみが用意されていたが、1993年8月に一部改良を受け、2.5リッターの4VZ-FEが追加された。
1994年にはマイナーチェンジを実施、外装デザインが変更され、2.5リッターにグレードが追加された。
1995年に一部改良を受け、全グレードに運転席エアバッグが標準化された。
2代目(CV20系、1996年~2001年)
外装デザインは初代の面影を強く残した物となっている。
エンジンは3リッターの1MZ-FE、2.5リッターの2MZ-FEが用意されていた。
1999年8月にはマイナーチェンジを実施。
ブラック内装などの専用装備を採用した「クルージングエディション」が追加された。
3代目(CV30系、2001年~2006年)
このモデルからピラードハードトップではなくセダンとなった。
エンジンは2.5リッターモデルが廃止され3リッターの1MZ-FEのみとなった。
2006年に生産を終了。
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関連項目
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