ナビダイヤルは、NTTコミュニケーションズ(以下、NTTコム)が提供するビジネス向け電話サービス。
概要
ナビダイヤルを契約した企業・団体は、0570で始まる10桁の全国統一電話番号が割り当てられる。
そのことから、0570ダイヤルとも称される。
全国規模で営業を行う企業・団体が契約し、発信先の地域に応じて着信先を変更したり、時間帯に応じて着信先を変更することも可能。
問題点
ナビダイヤルには問題点がある。それは、発信側に課金される電話料金がかなり高くなってしまうことがある点である。
携帯電話・PHSのカケホーダイプランはナビダイヤルに対しては無料通話非適応。無料通話分コミコミプランも無料通話分から差し引くことはなく個別課金される。
しかも、安くても20秒10円、タチの悪いところでは4.5秒10円とボッタクリの極みである。
安くかけるには
固定電話から
いわゆるアナログ回線(メタル回線)の場合、着信先が市内通話であれば3分8円で済む。
100km超の遠距離通話でも22.5秒10円と、携帯電話・PHSからかけるよりはだいぶマシ。
もしNTT東日本・NTT西日本が提供するフレッツ光 ひかり電話を契約している場合、着信先がどこであろうと3分8円で済む(ひかり電話は国内固定電話宛てであれば3分8円に統一されている)。
公衆電話から
公衆電話の場合、着信先が市内通話であれば57.5秒10円。固定電話と比べると高いが携帯電話・PHSからかけるよりはだいぶマシ。
しかし、着信先が30km圏内がボーダーライン。それを超えると固定電話のほうが逆転してしまう。
料金テーブル的には160km超が最も高い値段だが、その場合は8秒10円と非常にボッタクリ。
NTTコム系IP電話から
NTTコムが提供するIP電話の「050PLUS」および「OCNドットフォン」の場合、ひかり電話と同じく3分8円で済む(NTTコムのIP電話は国内固定電話宛てであれば3分8円に統一されている)。流石そこはNTTグループのメリットと言える。弱点は声が遅れて聞こえる点。
関連項目
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