コミュニケーションとは(Communication)とは
- 2人・2匹以上の動物・機械等が意思疎通・感情共有することである。(人間・動物・機械は問わない)
日本においては「コミュ」と略されることもある。(例:コミュ障) - Perfumeの楽曲。→ コミュニケーション(Perfume)
日本では「コミニケーション」や「コミニュケーション」などいろいろな表記があるが、特にどれが正しいとかは無い、しかし検索エンジンgoogleでは「コミュニケーション」で検索した場合が一番検索が多い。
概要
コミュニケーションとはいろいろな意味を持つ単語ではあるが、だいたい人間同士が触れ合ったり、動物と意思疎通・情報交換を図ろうとする事が多い。身近なものは言葉による会話、ジェスチャー、ボディランゲージなど。
会話などはかなり広義で、挨拶、雑談、趣味、戦闘、仕事上の指示や報連相、オンラインゲームにおける連携や煽りまで様々。時間短縮のための略語なども多く使われ、時事ネタ・雑学・意見・感想など様々な内容が飛び交っている。
相手を交渉・説得したり笑わせるなど、内容には情報・センス・カリスマ性が問われることもある。
動物なら鳴き声であるが、獣耳や尻尾の動きから感情を推測する事も可能。動物の鳴き声もよく聞くと何種類かあり、天敵の接近など仲間への警告(注意喚起)を促すものもある。[1]
特に長距離なものは「通信」「交信」と呼ばれることもある。
ただしテレビやラジオなど一方的で、こちらからの会話に応答しない・影響を及ぼさない物はコミュニケーションとは呼ばない。また個人の独り言や自問自答もコミュニケーションとは呼ばない。家電製品・装置などスイッチを入れた通りに動いてくれたり音声で知らせてくれるが、(会話を目的とした人工知能などを除き)基本的には意思疎通・感情共有している訳ではないためコミュニケーションとはあまり呼ばない。
手段
双方向のやり取りがあれば会話、メガホン、プラカード、手紙、電話、文字、電子メール、無線、モールス信号、手話/ハンドサイン、音、笛、汽笛、狼煙、手旗信号、インターネットの掲示板など種類は問わない。
必ずしも高度な言語や言葉も必須でなく、相手に日本語が通じなくとも身振り手振り(ボディランゲージ)や手を振ったら振り返されるのもコミュニケーションにあたる。「海外でも最低限の会話だけ覚えときゃ、ボディランゲージで何とかなる」というバックパッカーの方もいる。
また、人間や動物でなくても、ロボットの様なものと触れ合うこともコミュニケーションという単語を使うこともある。鉄腕アトムやドラえもんのように自由自在な内容をに滑らかに喋る人工知能はまだ完成していないが、いずれ人間と同じように会話できる日が来るかもしれない。
なお、ニコニコ動画というサイトは一種のコミュニケーションツールの一つで、世界中ないしは日本中のニコニコユーザーと書き込みやコメントを通じてコミュニケーションを図ることができる。
ただしネット上の投稿は誰でも見られるものも多く、現実でも迂闊な情報を喋れば他者に聞かれてしまう危険もあるため、限られた人間のみが分かる暗号などが用いられることもある。
過剰すぎると…
コミュニケーションが過剰すぎるとストーカーやパワハラ、セクハラ、クレーマー、モンスターペアレント、毒親、狂信者、老害といった要注意人物に認定される可能性もあるため注意。[2]
SNSなど、相手の気を引く、バズる、目立とうとして炎上したり特定されてしまう場合もある。
アナログでも長距離交信はできる
長距離の相手との交信には無線機などを用意しなければならない…という訳でもなく、アイデア次第では電子機器やバッテリーを使用しなくとも長距離通信が可能。
狼煙[3]、光・音の有無を用いたモールス信号[4]、手旗信号、巨大なボードに書かれた文字など。互いに双眼鏡を持って見たり、中継してさらに長距離へ情報を伝達するという手もある。
ただし視認できる距離には限度があるため、濃霧や夜間においては視認性が落ちる。お互いに素人であれば、500m先と正確に交信できれば御の字かもしれない。
その他の欠点として、危険な状況下においては脅威となる敵や追跡者にも存在を発見されたり、情報を読まれてしまう可能性もあり、窮地に追い込まれるといた展開もフィクション等で描かれる。
特殊な環境下
- 方向指示器のない船舶などは、汽笛によって意思疎通・注意喚起を行う。(→船舶)
- 水中など声を出すと窒息してしまうため、酸素を浪費するためハンドサインや酸素ボンベを叩く音を使用するほか、水中マイクという通話装置も一応ある。(→ハンドサイン)
- 敵や脅威が近くにいる戦場など、声が出せない状況下ではハンドサインが役立つ。
- 見通しの利かない森林や遮蔽物の多い山岳での遭難、閉じ込められた際には、自身の存在を伝えるため自然界に存在しない3回ずつの音を出す手もある。(→SOS)
- 自治体においては災害時に集落ごと孤立した際に備え、職員に無線資格を取らせることで村外との交信を可能にするなど工夫を行っているところもある。
- 道路や屋上に巨大な文字でメッセージを書き、捜索者との交信に利用する事もある。
- 昔、船舶や入り組んだ建物内においては「伝声管」という長いパイプが数多く使われていた。
- 伝声管 - Wikipedia …構造が単純なため、現在でも作ろうと思えば作れる利点はある。
- スパイなどは人目を忍んでコソコソやっていると逆に怪しまれるため、公然の会話・文章・行為の中に特定の符丁(合言葉)・暗号を混ぜるなど、他者が見ても違和感のない情報伝達手段もある。
- アマチュア無線においては商用利用はできないが、災害・緊急時においては使用できる。
国際化社会に備えたもの
レストランなど、他言語で書かれた注文メニューを用意している場合もある。
指差し式のコミュニケーションボード(日本語と外国語が並んだ表)を用意している自治体・店舗施設・避難所もあり、いざという時の意思疎通の簡略化やお互いのストレス軽減が期待できる。(副次的に老人や声が出せない人とのコミュニケーションにも利用できるなど、汎用性が高い)
- 多言語指さしボード - 多言語情報等共通ツールの提供 - 多文化共生 - CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会
- 指さしボード 外国語 - Google 検索
- コミュニケーションボード 外国語 - Google 検索
「日本語/外国語が話せなくても、スマホ等で翻訳して提示すれば良いのでは?」…と思うかもしれないが、災害時に紛失・故障したり基地局が機能停止、バッテリー切れなどで使用できない可能性もある。
関連動画
関連項目
- アブノーマルコミュニケーション
- ディスコミュニケーション
- コミュ障
- ストレス
- ぼっち
- 電話 / 携帯電話 / スマホ / パソコン
- インターネット / SNS / 掲示板
- 日本語 / 日本語でおk
- 英会話 / 外国人
- 喜怒哀楽 - 感情
- 人工知能
- 情報
- 雑談
- 飲み会
- 体育会系
- メッセージ
- 手話 - ハンドサイン
- モールス信号
脚注
- *人間のように翻訳はできていないが、あえて警告の鳴き声を録音再生することで該当動物に対する威嚇とするなどの実験も行われている。(ただし動物が慣れてしまえばいたちごっこになる可能性もある)
- *本人だけ気付いていない場合も多く、指摘すると逆ギレを起こす面倒なパターンもある。
- *ただし現代の山中で勝手に狼煙を上げると、山火事と勘違いされ余計なトラブルとなる場合もあるため注意。
- *ちなみにモールス信号など光や音でなくても1と0、あり/なし、凹凸、配置など、規則的に表現することで完成できるため、暗号にも用いることができる。
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