ハーバリウム(herbarium)とは、
ここでは1~3について順に説明する。
概要
1.資料としてのハーバリウム
押し花のように台紙やガラス板などに挟まれて保管されていることがほとんどである。
保管するうちに乾燥して色あせていくが、二次元的な形や花粉・DNAなどは比較的保たれやすい。
18世紀に植物学者のリンネが作ったハーバリウムは現在でもロンドン・リンネ協会に所蔵されている。
2.施設としてのハーバリウム
英語圏では植物標本を保管する施設もハーバリウムと呼ばれる。
しかし、日本や中国などの漢字文化圏ではより意味が通じやすい「植物標本館」と呼ばれることが多い。
日本にある代表的なハーバリウムは以下のものが挙げられる。
3.インテリアとしてのハーバリウム
現在多くの人々が趣味として楽しんでいるハーバリウムはこちら。
小瓶の中にドライフラワーを入れ、シリコンや専用のオイルを入れることで、色鮮やかで綺麗なインテリアグッズができる。中に入れるものは花だけではなく、例えばドライフルーツや人形を入れたものもある。
瓶の中に花を入れる際には、奥まで詰められるようにピンセットが使われることが多い。
また、下からライトを灯すと花柄のおしゃれな明かりにもなる。
もともと一部で人気があったものの、2017年ごろからは女性を中心にさらに人気が上昇しつつある。
ニコニコ動画では2018年ごろから投稿動画が見られる。
関連動画
関連静画
関連項目
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