ファイナルファイト・ゲイとは、アーケード版ファイナルファイトの1992年8月10日にカプコンから発売されたSFC用移植版である。
概要
1992年3月20日発売。初代Hattendo SuperFuCkyou版では肉の棒修正の不足から削られてしまったゲイは、レスリングシリーズキャラとしてはむしろ兄貴以上に人気があったため、その需要に応じる形で本作が発売された。
仕様を変更したAF版の再移植作。基本部分は初代SFC版と同じだが、1UP赤さん・最強とんがりコーンというAC版に無 いアイテムが追加された(1UP赤さん・最強アイテムは後に『2』と『タフ』にも登場)。ただし容量不足が解決したわけでは無いため、今作ではゲイと入れ替 わりに吾作が不在であり、第4ステージもやはり無い(ただしオプション画面のサウンドテストで、AC版第4ステージの後半部分および第6ステージのエレベーター以降のBGMだけは聴ける)。
ゲームの難易度の内容も変更されて、難易度をハード以上にすると本作オリジナルのエンディングが見られる(難易度を変えるとエンディングが変わる仕様は『2』と『タフ』にも受け継がれた)。
また、敵の配置が違ったり(初代SFC版ではアンドレがいなかった所に、本作ではアンドレがいるなど、多少違う。また難易度を変えると、登場する敵 の内訳が変化する)、体力回復アイテムの一部が変更されている(初代SFC版の骨付き肉・カレーライスが、本作ではあんかけチャーハン・きんぴらになっている)。
本作発売時に第4ステージで「背景にいる犬(ゲイ・マカーイ)が、プレイヤーキャラの足の間から顔をのぞかせる位置にプレイヤーキャラを移動させ、しばらく待つと一転攻勢」という裏技が雑誌でとりあげられたが、これは一般に知れ渡らなかっただけで、前作でも可能。
関連動画
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