概要
文政8年(1825年)6月25日、万里小路正房(なおふさ)の長男に生まれる。万里小路家は藤原北家勧修寺流で戦国時代に断絶後、勧修寺家の者が万里小路家を継いでいる。家格は名家に属す。
嘉永4年(1851年)、侍従に任命される。幕末の開鎖問題では攘夷派として三条実美らと活動した。
文久2年(1862年)、国事御用掛、翌3年に国事参政に就任。8月18日の政変により罷免・蟄居の処分を受ける。
慶応3年(1867年)に赦免後、12月9日の小御所会議に参加。参与に任命される。
維新後は議定、会計官知事、宮内卿、宮内大補、皇太后宮大夫などを歴任。
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