巫とは、以下のことを表す。
人名
漢字として
巫
- Unicode
- U+5DEB
- JIS X 0213
- 1-54-64
- 部首
- 工部
- 画数
- 7画
- 意味
- かんなぎ、シャーマン、みこ、という意味がある。〔説文解字・巻五〕に「祝なり」とある。祝は、神に仕えるものという意味。
- 字形
- 甲骨文や金文では、工を両手で持つ字形や工を十字に組み合わせた字形である。巫覡が儀式につかう道具を手に持つ、もしくは道具を重ねたところを表す字。甲骨文では、族の名や神の名として用いられている。
- 〔説文〕に「女、能く形無きに事(つか)へ、舞を以って神を降す者なり。人の兩褎にて舞う形に象る。工と同じ意なり。古は、巫咸、初めて巫と作(な)る」とあって、巫女が両袖をひらめかせて舞っているところの象形としてる。
- 音訓
- 音読みはブ(漢音)、フ(慣用音)、訓読みは、かんなぎ、みこ。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。2015年に人名用漢字に採用された。JIS X 0213第二水準。
- 部首
- 巫は〔説文解字〕で部首であり、巫のほかに覡を収める。
- 声符
- 巫を声符とする漢字には、誣がある。
- 語彙
- 巫医・巫覡・巫蠱・巫祝・巫女
異体字
関連項目
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