念とは、思いや気持ちのことである。強い念は物を動かしたり時間を超えたりするという。
漢字として
- 意味
- 思う、常に思う、懐かしく思う、思いを込める、考える、心配する、憐れむ、考え、アイディア、(唸と通じて)声に出して唱える、(廿と通じて)20、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十〕に「常に思ふなり」とある。
- 字形
- 形声で声符は今。
- 音訓
- 音読みはデン(漢音)、ネン(呉音)、訓読みは、おもう。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 念を声符とする漢字には、唸、捻、淰、敜、稔、諗などがある。
- 語彙
- 念願・念写・念呪・念珠・念誦・念頭・念仏・念力・念慮
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