念仏(ねんぶつ)とは、仏の姿や功徳を思い浮かべたり、またその名を口に出して呼ぶこと。
概要
念仏には、仏の理法を念ずる「法身念仏」、仏の姿や功徳を思い浮かべる「観念念仏」、仏の名を口に唱える「称名念仏」の、3つの意味がある。
一般的には〈南無阿弥陀仏〉の名前を口に唱える「称名念仏」を指すことが多い。
名前を唱え阿弥陀仏に帰依することを念仏とするのは浄土教の考え方で、唱えることで浄土へと導かれ救済されるという。
また、信仰心から見守られている安心感を得て、自分に自信を持つことができ、事がうまく運ぶともいわれる。
「馬の耳に念仏」ということわざは、念仏のありがたみは馬に聞かせてもわからないことから、何度人が意見や忠告をしても、全く耳を貸さない為効果がないことを意味している。
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