東京BRT株式会社とは、千葉県市川市に本社を構えるバス事業者である。京成バス株式会社が100%出資している。
概要
東京BRT株式会社は、東京都心部と臨海部を結ぶバス路線(計画)「TOKYO BRT」を運行するために、京成バス株式会社が2019年に設立した会社。前述の通り京成バスの子会社で、京成バス奥戸営業所と東雲車庫を拠点としているほか、本格運行開始までは京成バスが運行を担当する。
運行路線
2023年10月現在、一部区間で先行運行(プレ運行)が行われている。
プレ運行(一次)
晴海BRTターミナル止めとなっている。使用車両はほとんどが単車バス(後述)。
プレ運行(二次)
2023年4月1日から運行開始。京成バス・東京BRTが運行。
環状2号線トンネルが開通したことにより速達性が向上した。またルートによって経由しない停留所があることから乗継割引(2乗車目は無料)が開始される。使用車両は京成バスが連節バス、東京BRTが単車バス。
当初は東京オリンピック・パラリンピック大会終了後に運行開始予定であったが、バス停留所の整備遅れにより遅延となった。
- 幹線ルート (虎ノ門ヒルズ-)新橋-勝どきBRT-豊洲市場前-有明テニスの森-国際展示場(-東京テレポート)(平日の一部は虎ノ門ヒルズまで、土休日の一部は東京テレポートまで運行)
- 晴海・豊洲ルート 虎ノ門ヒルズ-新橋-勝どきBRT-晴海中央-晴海BRTターミナル-豊洲-豊洲市場前(ミチノテラス豊洲)
なお、幹線ルートについてはコミックマーケット開催時は新橋〜国際展示場間で増発される。2023年8月のC102開催時は全て各駅停車としていたが、途中から乗車できないことによる苦情があったため、同年12月のC103開催時には新橋行きのみノンストップの「直通特急」が設定された。
TOKYO BRT本格運行 ※予定
2024年春、選手村まちびらき後から運行開始。東京BRTが運行。
新橋から銀座・東京方面へ、国際展示場から東京ビッグサイトへ、東京テレポートから東京国際クルーズターミナルへ延伸することも検討している。
なお、晴海五丁目地区(いわゆる東京2020大会の選手村)に3つの停留所を設置する予定だが、名称が決定していない。
- 幹線ルート 虎ノ門ヒルズ-新橋-勝どきBRT-晴海五丁目地区-豊洲市場前-有明テニスの森-国際展示場-東京テレポート
- 晴海・豊洲ルート 虎ノ門ヒルズ-新橋-勝どきBRT-晴海中央-晴海BRTターミナル-豊洲-豊洲市場前
- 選手村ルート 新橋-勝どき-晴海五丁目地区
- 勝どきルート 新橋-勝どきBRT
使用車両
連節バス、燃料電池バス、ディーゼルバスで運行されている。2021年8月現在、連節バスの占める割合は少なく、4本/時のうち、連節バスは1本となっている。
関連動画
関連リンク
関連項目
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