梅沢富美男(1950年11月9日 - )とは、日本の俳優、歌手、タレント、レモン沢さんである。福島県福島市出身。
概要
両親が共に芸能をしていた事もあり自身も1歳7ヶ月という若さで初舞台を経験した。当初は男役を演じていたものの、「矢切の渡し」のオファーが来た際に兄の勧めもあり女形を演じたところ評判となりそのまま女形へと転身した。その後次第に演じる美しさが話題となり「下町の玉三郎」と呼ばれるほどのスターとなった。
活躍は舞台だけには留まらず、1985年放送の必殺仕事人V・激闘編で異色の女形仕事人として出演したのをキッカケに数々のドラマにも出演を果たす。
また歌手としても1982年発売の「夢芝居」が大ヒット、美空ひばりや石川さゆりと言った大御所や声優の下田麻美にカバーされるなどしている。翌年の1983年にはNHK紅白歌合戦にも出演した。
発売から40年以上が経った2024年現在でも番組に梅沢が出る際の出囃子として使用されるなど「梅沢と言えば夢芝居」と言ったイメージが定着している。
なお、歌のオファーが来た際に梅沢本人は歌いたくなかったため「(自身が好きな曲を作詞作曲した)小椋佳が楽曲提供してくれるなら」と無理難題を吹っかけたところ、偶然に偶然が重なりOKが出て歌う羽目になってしまったと言う経緯がある。
2000年代以降はバラエティ番組やコメンテーターとしてのTV出演も増えた結果、若者にも知名度が広がり時折届いたファンレターを番組内で嬉しそうに報告するなどしている。
特にTBSの「プレバト」では俳句のコーナーで活躍、番組初の永世名人に上り詰め自身の句を集めた句集まで実際に発売されるなど評価が高い。と思えば自信満々で披露した俳句を採点する夏井いつき先生に酷評され激怒する、タイトル戦で早々に敗退して不貞腐れるなど演出とは言え大人気ない一面も。
また現在でも劇団の仕事を精力的に行っており、地方公演の際はレギュラー番組を欠席している。
昔は相当の遊び人であったらしく、妻に仕事で名古屋に行くと伝え浮気相手と沖縄に行ったところ台風が接近し帰れなくなり、空港のカウンターで振替便を探していた姿が偶然にも台風中継に映り込んでしまい、それを見た妻に浮気がバレたと言う話などもある。
関連動画
関連項目
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