稲村杏果単語

イナムラキョウカ
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稲村杏果とは、マンガシノハユ』の登場人物である。

概要

本作品のメインキャラクターの一人。7巻の表担当。
石飛閑無友で、彼女に付き合って麻雀を続けるうちに力が上がり、小6のときには島根県大会のファイナリストにまでなった。

中学は閑たちと同じ湯町中に進学し、麻雀部に入部。そこでもレギュラーになった。学内ランキングはおそらく5位。

手が縦に伸びるで、対戦相手からすれば待ちが読みづらく、聴牌気配がわかりにくい上に手が遅いわけでもないという、やっかいな打ち手。
それでも小学生の頃は、慕・閑・はやりにべると実力的には劣る感じだった。しかし中学生になって覚醒し、閑も「ライバル」として認めるようになる。

実家旅館で、咲本編おまけマンガ(16巻表の表裏)にも普通に登場している。

人物

基本的に落ち着いており、たまに動揺すると「果があせってるの久しぶりに見た」と友人から言われるほど。
作中ではほぼツッコミ担当であり、特に閑に対するツッコミが多い。
おそらくは、同年代の中で、はやりと並んで最も精神年齢が高いキャラの一人。

とは、少なくとも小2のまでには友だちになっていた。
はやりに負けて荒れた閑に対し、他の友人たちが戸惑ったり不を言ったりする中、果だけは違う視点で見ていた。
というか、閑の存在は果の中では相当重要らしく、

  • 麻雀を始めたのも部活もこの大会も 閑に付き合ってなんとなくだった」
  • 「うちの先鋒(=閑)のほうが私よりずっと強いですし」
  • 「(手抜きなんて)閑がいやがるから やるわけないでしょ」
  • 「閑・・・私は勝ったらダメだった?」
  • とても残念なことに 私は閑との出会いを覚えていない」
  • 「閑が ただただダメなままでは終わらないやつだってこと 私くらいは信じていてあげないとね」

等の、どれだけ閑が好きなんだというセリフモノローグが多い。自室には閑とのツーショット写真も置いてある。
トドメに7巻カバー裏紹介文では、

稲村杏果は今よりひとつ先を見据えた。
傍に寄り添うだけでなく、真剣に取り組むことこそが友の笑顔につながるだろうと・・・。

などと書かれている。どこまでも閑中心である。

なお、ガチレズ百合描写が散見される咲本編べると、作の違いか年齢設定の違いからか、シノハユにはその手の露な描写は基本的にない。
果の閑に対する態度も、表面的にはあくまで友情の範囲に留まっている。
また、ヤンデレ的な描写もなく(それは咲本編キャラも同様だが)、閑ツンデレスキルフルに発揮しているはやりに対しても、普通に仲良くしている。

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