人名
あや、けん、などと読む。
- 玄鉄絢(くろがね けん) - 日本の漫画家
- 大政絢(おおまさ あや) - 日本の女優
- 神戸絢(かんべ あや、1879年 - 1956年) - 日本のピアニスト
- 岸田絢(きしだ あや) - 小説「ARIEL」の登場人物
漢字として
- 意味
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- 文様、文飾のある、美しい、速いさま
- (紃と通じて)うちひも
- 〔説文解字・巻十三〕には「詩に云はく、素、以て絢と爲す、と」とあり、〔逸詩〕を引用する。〔儀礼·聘礼〕の「玄纁系、長尺、絢組」という文の、鄭玄の註に、「采、文を成すを絢と曰ふ」とある。彩りによって文様となっていること。
- という意味がある。
- 字形
- 形声で声符は旬。
- 音訓
- 音読みは、1.の場合、ケン(漢音、呉音)、2.の場合、シュン(漢音)、ジュン(呉音)、訓読みは、あや、うつくしい。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。 JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 絢染・絢門・絢爛・絢麗
異体字
- 𦃜は、〔集韻〕に「或ひは筍に从ふ」とある異体字。唐の〔新加九経字様〕は𦃜について〔説文〕が載せる字で、経典では絢が使われているとしている。当時、そのような〔説文〕のテキストがあったのだろう。
- 絃は、〔広韻〕に「絢と同じ」とある異体字。弦の異体字でもある。
- 簡体字は绚。
関連項目
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