脹とは、ふくらむという意味の漢字である。
漢字として
脹
- Unicode
- U+8139
- JIS X 0213
- 1-65-62
- 部首
- 月部
- 画数
- 12画
痮
- Unicode
- U+75EE
- JIS X 0213
- 2-81-53
- 部首
- 疒部
- 画数
- 13画
- 意味
- 〔広韻〕や〔集韻〕に「腹滿つるなり」とあり、お腹がふくらむという意味がある。また腹がふくれる病気のこともいう。〔春秋左氏伝・成公十年〕に「將さに食わんとす。張る。廁に如(ゆ)く」とあり、急に腹が膨れてトイレに駆け込む記述がある。〔玉篇〕ではこの張を脹としている。
- 字形
- 形声で声符は長。
- 音訓
- 音読みはチョウ、訓読みは、ふくらむ、ふくれる、はれる。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になったが、2010年に常用漢字表から削除された。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 脹満、脹脛
異体字
- 痮は、〔玉篇〕にある異体字。JIS X 0213第四水準。簡体字は𪽪。
- 瘬は、〔正字通〕にある痮の俗字。
- 脹の簡体字は胀。
書き換え例
- 1
- 0pt