路上寝とは、酒に酔うなどして路上で寝てしまうことである。
概要
路上寝は特に深夜の歓楽街等で見かけることができる。泥酔して座り込んでいたり、そのまま寝てしまっていたりする様子は、コロナウイルス蔓延前には歓楽街の名物でもあった。歓楽街から外れても、泥酔した帰宅者が自宅にたどり着く前に寝転がってしまう等でまれに見かけることがある。
路上寝をしていると、窃盗被害に遭ったり、交通事故に遭ったりする可能性がある。
2022年現在、特に沖縄県で車道での路上寝が問題となっており、実際に路上寝している人を車でひいてしまった事故が発生しており、死亡者も出ている。東京都内でも年に数件路上寝で交通事故に遭って死亡する例があるなど、全国にまたがって路上寝は問題となっている。
路上寝は道路交通法第76条の4項の二号において「道路において、交通の妨害となるような方法で寝そべり、すわり、しやがみ、又は立ちどまつていること」が禁止されているため、違法行為である。
夜間、路上寝している人を車やバイクでひいてしまうと、過失割合は50:50になる。弱者救済の原則が働くためであって、自動車側に過失が無くても原則として50:50から始まる。
また、路上生活者が歩道で横になっている等も厳密には違法行為となる可能性がある[1]。
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関連項目
脚注
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