『What do you wear to bed? A pajama top? The bottoms of the pajamas? A nightgown?』
『Chanel No. 5』
香水とは、体や衣服に芳しい香りをまとわせるためのアイテムである。
曖昧さ回避
概要
一般的には香料に様々な溶剤に溶かした物を指す。中にはワックスに練りこんであるものもある。基本的にファッションブランドや薬品メーカーが開発して定期的に新作をリリースするが、中には著名人プロデュースという名目で開発されるものもある。これらの香りは調香師(Perfumer)がブレンドしている。
基本的には日光が当たらず、なおかつ体温の高い脈打つ場所に吹きかけ(塗りつけ)、なじませるのが一般的。大半は手首か肘の内側につけるが、人によってはシミのできにくい衣類やハンカチにつけることもある。もし、香水に皮膚が負けやすい人(特にアルコール性物質にアレルギーがある人)はコットンなどにしみ込ませて下着の間かポケットなどに忍ばせるのが安全だろう。ただし、香りの強いタイプについては胸部より下につけることを推奨される。これは胸部より下から香るようにすることで周囲へ放出する香りの強さを弱めるため。
香水におけるジェンダーについて
一応、香水は女性向けと男性向け、ユニセックスの3種類の方向性で開発されているが、日本国内でつけるのであればどの性別に向けた商品でもアレコレ言われることはない。しかし、アメリカのように「男性は男性用。女性は女性用をつけるんだ」と言われる国もあれば、フランスのように「ユニセックス?何それ、美味しいの?」と言わんがばかりに男女別にハッキリと分けてる国もある。もし、異性用の香水を愛用しているのであれば注意(特にその気のない人)。
香水の種類
基本的に香りで分類するか、濃度で分類する。現在なら濃度で分類したほうがわかりやすいので関連商品とともに濃度別の分類を説明する。なお、後述のように分類はしているが日本の薬事法ではこれらすべて香水とひとまとめにされている。案外、薬事法はこの辺がアバウト。
パルファン(パルファム)
エクストレとも。エタノール濃度が15%以上の香水。少量、かつ長時間持続する香りが特徴で、総じて値段が高いのがこの種類。中にはエタノール濃度30%に設定しているメーカーも。
オーデパルファン(オードパルファン)
エタノール濃度が10~15%の香水。「パルファンは高くてちょっと…」という人はこちらを購入することが多い。エタノール濃度こそパルファンに比べて少ないかもしれないが、持続性は同じ。
オーデトワレ(オードトワレ)
エタノール濃度が5~10%の香水。香水初心者が常用するならこちらが無難。香りの持続こそ長くて5時間ほどだが、それほど強い香りを使っていないものも多いので扱いやすいのではないだろうか。
オーデコロン
エタノール濃度が2~5%の香水。香りも長くて2時間程度なので、気軽に、かつシャワー感覚で使うのがベター。お試しとして使ってみるのも手かもしれない。
関連動画
関連項目
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