Mozillaは複数の意味を持つ。
ソフトウェアのコードネームとして
Netscape Communications Co.社の製品、Netscape Navigaterの初版のコードネーム。当時人気のあったNCSA Mosaicをウェブブラウザのトップの座から落とすことと、ゴジラ(Godzilla)の名前を参考にしていることから。
その後、NetscapeはMosaicに代わって一世を風靡することになる。Internet Explorerをはじめ、SafariやGoogle Chromeのユーザーエージェント(ブラウザを識別するための文字列)がMozillaから始まるのはこの頃の名残である。
ソフトウェア名として
Netscape Communications Co.社は1998年、Netscape Communicatorの大部分をオープンソース化させた。これを元に、Mozilla FoundationがMozilla(正式にはMozilla Application Suite)を制作した。
組織名として
Mozillaを冠する組織名として下の2つが有る。
- Mozilla Foundation(モジラ財団)
- Mozilla Corporation(モジラ社)
モジラ社は非上場企業で、非営利団体である財団の完全子会社となっている。コミュニティによるFirefoxの開発を監督する他、開発費用の回収(検索エンジンをブラウザに掲載することによる広告や、商用サポート等)を行っている。
関連項目・外部リンク
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