MC14Eとは、世界最小の4気筒エンジンの1つであり、世界トップクラスの耐久性を誇るホンダのバイク用エンジンである。
概要
250cc4気筒のエンジンを世界で初めて市販したのはスズキ(GS250FW)であり、1気筒あたり4バルブ化を実現したのはヤマハ(FZ250フェーザー)。後発組となるホンダが採用したのはレーシングエンジンくらいでしか採用例がないギヤの組み合わせによるカム駆動、カムギヤトレーンであった。カムベルトにはベルト切断(と俗に言われるが正確にはベルトの歯こぼれ)、カムチェーンには伸びという故障リスクがあるが、当然ながらこのエンジンにはそんなリスクは一切無く、質のいいオイルを定期的に交換してやりさえすれば10万キロオーバーも楽勝である。記事作成者は30万キロをこえても元気に走る個体を知っている。また最高で45馬力(輸出版は52馬力)という出力と低中速域の扱いやすさの両立を実現したとんでもないエンジンでもある。
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