RESTYとは、松下電器産業(現:パナソニック)が1990年代に生産していたミニコンポシリーズのシリーズ名である。
概要
1992年にHALFシリーズの後継モデルとして発売。
1995年にはシリーズが消滅した。
機種
RESTY
第1世代
- SC-CH550(1992年6月)
※RESTYシリーズとHALFシリーズの間に発売されたモデルで、どちらの名称も冠されていない
- SC-CH950(1992年9月)
RESTYシリーズ唯一の9系。
3ウェイ3スピーカーにサラウンドスピーカーを内蔵した「ダイアゴナルスピーカー」を採用。
ドルビープロロジックサラウンド対応、音場モードに「CHARCH」が追加されている。
カラオケ機能も充実しており、マイク接続端子やキーコン、ボイスミュート(ボーカルキャンセル機能)なども搭載されていた。
カセットデッキはドルビーB/C対応、HX PROも搭載していた。
- SC-CH750(1992年11月)
ドルビープロロジックサラウンドシステムなど、一部機能が省かれたCH950の廉価版。
サラウンドスピーカーの向きを3段階に調節可能な「ムービングダイアゴナルスピーカー」を採用。
音場モードに「THEATER」が追加されている。
- SC-CH350(1992年11月)
ワンボディ型の廉価モデル。
カセットのパワーローディング等が省かれている。
- SC-CH655(1993年3月)
CH550とCH750の中間に当たる機種。
第1世代の唯一ロータリー式の3連CDチェンジャーを搭載。
スピーカーはCH750と同じくムービングダイアゴナルを採用。
第2世代
- SC-CH707(1993年11月)
RESTYシリーズ最後の7系。
スピーカーはケルトンA・バス、D.D.スピーカーを採用。ダイアゴナルサラウンドも採用されている。
CDプレーヤーはCDグラフィックス対応。
スペクトリウムアナライザが廃止され、変わりにデジ・アナパワーメーターが採用された。
- SC-CH505(1993年11月)
CH707からダイアゴナルサラウンド、CDグラフィックスを省略した普及モデル。
スピーカーはD.D.スピーカーを採用。
- SC-CH303(1993年11月)
ワンボディ型の廉価版。
D.D.スピーカーを採用、ゲーム音場ポジションを装備。
- SC-CH505D(1993年12月)
CH505のカセットデッキをDCCデッキに変更したもの。
- SC-CH515(1994年2月)
CH505のCDデッキを、CDグラフィックスに対応したロータリー式の3連CDチェンジャーに変更したもの。
- SC-CH80(1994年5月)
2ボックス構成のセミセパレート型。
ロータリー式の3連CDチェンジャーを搭載(CDグラフィックス非対応)
第3世代
- SC-CH510G(1994年9月)
CDグラフィックス対応。
D.D.スピーカーを採用、カセットデッキは前モデルと同じくパワーローディング(オープンのみ)を採用。
- SC-CH500(1994年11月)
CH510Gの廉価版。
第2世代に比べて音質モードが大幅に削られるなど、コストダウンが目立つ。
- SC-CH310G(1994年11月)
ワンボディ型の廉価版。
D.D.スピーカー搭載、CDグラフィックス対応。
- SC-CH300(1994年12月)
CH310Gの廉価版。
CDグラフィックス非対応となり、スピーカーもD.D.スピーカーではなくなった。
- SC-CH410G(1995年1月)
CDグラフィックス対応のロータリー式3連CDチェンジャーを搭載。
スピーカーはD.D.スピーカーを採用。
第4世代
- SC-CH300A(1995年6月)
CH300のマイナーチェンジ版。
- SC-CH530(1995年6月)
D.D.スピーカー採用。
- SC-CH500A(1995年10月)
CH500のマイナーチェンジ版。
ケルトンA・バススピーカーを採用。
RESTY Mini
第1世代
第2世代
CM曲
第1世代:CHAGE&ASKA 「GUYS」
第2世代:福山雅治 「恋人」
関連動画
関連項目
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