t.A.T.u.とは、ロシアの女性2人組のユニットであると思われているが、実際にはプロデューサーや作曲者、マネージャーなど多数のメンバーを含むプロジェクトの総称。
ヴォーカルはリェーナ(エリェーナ・セルゲーエヴナ・カーティナ。赤毛の方)とユーリャ(ユーリヤ・オリェーゴヴナ・ヴォルコヴァ。ブルネット)の二名。
概要
同性愛を前面に押し出した仕草や演技でセンセーションを巻き起こした。「Not Gonna Get Us」、「All the things she said」がヒットすると世界へ進出。日本ではアルバム「t.A.T.u.」が国内盤と輸入盤が合わせて200万枚の大ヒットとなった。
各地でプロモーションやコンサートの度にドタキャンを起こしまくり、日本での人気は失速した。
しかし実際は、数々のコンサートで起こした理由の不明確なドタキャンは、プロデューサーであるイワン・シャポヴァロフの考案によるものであり、リェーナとユーリャ二名にとっては耐え難い抵抗感のある指示だった。この他プロデューサーはギャラの不払いなど問題行動が多く、ヴォーカル二名との間に信頼関係があったとは言えない。
同性愛的な仕草もプロデューサーが考案したイメージである。のちにリェーナはインタビューで、
「大げさだったが、偽りない感情であった。私たちは私たちがそのとき持っていた感情を表していた」
またユーリャは、
「私たちが十代だった時のことであり、そのときは本物の愛だったように感じた」
「私たちは非常に近く、友好的な関係。同じベッドで寝ることもあるがそれはセックスをするという意味ではない。ときどき酔うとお互いにキスをするが、それは親しい友人としてのこと」と語っている。
リェーナは、東日本大震災の際、震災孤児のためにチャリティーソング「Keep on Breathing」を発表した。こちらから試聴・DL可能。ぜひ聴いてみよう。
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