ニコニコ大百科

うー

のー

さて『どうでも宜しゅうございます』とは言いましたが、当然これは今の私からの感想。
当時の私にとっては大事件でございました。友人だと、仲間だと思っていた相手から拒絶されたのですから。
それ故に何を考えたかは定かではございませんが、しかし私はその頃から極端だったのでしょう。
自ら命を断つことを、選びました。ええ、『自殺』でございますね。
今思うと笑いが出ます。何がそんなに辛かったのかと。悲しく思うことなど何もないだろうと。
下らぬ優越感如きで友人を裏切り貶める相手など、失って何が悲しいのでしょう。
寧ろその手で細かく千切り、焼き芋ついでに焼却処分を頼んでしまっても何ら問題はないと思われます。
…まあ然し、その当時の私は現在の私ほど達観しても擦り切れても居りませんでした。
繊細で真っ直ぐな、13歳の子供だったのです。
にしても、あんまりにも極端な発想であるとは思いますが…私らしいといえば、らしいですか。

むー

ぽー

ひー

回避性能3めっちゃ便利！　下手でも躱せるな　頼りすぎたらダメなんだろうけど

ほー

はてさて自殺を計った私でございますが…ええ、ここでこうして生きております。
大丈夫ですよ、私は死体でも霊体でもドッペルゲンガーでもございません。ぬいぐるみではございますがね。
ということはどういうことかと申しますと、まあ死ぬことには失敗したと。そういうことでございます。
何故失敗したか。そも、どうやって命を断とうと思ったか。…ここですが、今考えても顔から火が出ます。
詰まる話、私は当時からとても極端で…とても、単純で、馬鹿だったのでございます。

みー

ゆー

こー

もー

さいとーさんとここでこうして話せて嬉しい

帰って年賀状作ったらセルレギオス双剣作るぞ

ふー

下位ゲリョスさん狩ってこよ

くー

ぷー

さあ死に臨もう！と意気込み、当時の私は春の明朝に立っておりました。
部活の朝練があったにもかかわらず、行くことなく全く別方向へ走り…向かった先は山の中。
私の家の近所で、最も高い山。そこへ歩いて向かい、ずんがずんがと登って行き…山頂へ辿り着きました。
…さてどうでも良い話ですが、私は高所恐怖症でございます。
ビルは愚か、歩道橋ほどの高さですら恐怖で足がすくんでしまいかねない程に、高い所が怖いのです。
この高所恐怖症ですが、今も治っておらず…当然、昔も。そっくりそのまま、場合によっては今よりも酷い状態でありまして。
そんな私の頭から出てきたものは。
『私が知っている限りで一番高い場所から飛び降りれば、死ねるに違いない！』
という、なんとも子供らしい発想でございました。

にー

うー

いー

んー

よー

一瞬、人間としてあることを諦め、ぬいぐるみに転生したさいとーさんの話かと思った

にういん（入院）

いえいえこちらこそありがとうございます、私はこういう話をここではしていなかったでしょうか？
私は話し好きなので、チョット酔えばこういう話をしてしまう困った奴なのですがねえ…
黙らせたいときは、『黙れ』と一言ぴしゃりと浴びせると良いと思いますよ？オススメです。

閑話休題。
さてさて、私の住んでいた街…いえ、町は、ど田舎でございました。
高い建物など存在しませんし、ビル何それ美味いの？って感じでして。
少々高い丘にあった私の中学校が一番高い位置にある建物ぐらいでありました。
ですが山は大量にあります。そりゃもう大量に、ええ周りを見渡せばすぐ山ってぐらいに。
当然山は高くございます。とても高くございます。ええ、そうなりますよね？
つまり…落ちる間に遮蔽物もなく、確実に死ねるであろう建物からの…という手段を捨て。
私は木々に妨害され勢いが落ちるどころか、坂にぶち当たり最悪大怪我ぐらいで住むであろう山からの飛び降り自殺を狙ったのでございます。

旅団ポイントも少なくなったから貯めねば

ぴー

のー