六大
団長は一番上との力関係が揺るぎない事を大前提とした遊びだからなあ(一人
バランスを崩しかねないのがいる事は言及されてるけど)
ドン・サウザンドと七皇の場合、何かの切っ掛けで七皇側の
誰かが予想以上の
パワーアップを遂げると全ての
黒幕と戦力にもなる
生け贄という図式が崩れかねないから、裏から余裕を持って嘲笑ってるようで実はかなり慎重に事を運んでるんだよね
ナッシュが
七皇の剣を七皇に分け与えた
シーンで「これほどの力があるとは」みたいな事も言ってたし、
ナッシュの存在そのものがが次善の策というのを差し引いても七皇の力が
ドン・サウザンドの想定を
超える事があるという事は描写されてる
七皇以外に
目を向けても、No.96は三
世界を滅ぼしかねない存在に変貌を遂げてたしね
(その力を吸収するのが前提の立ち回りをしてたので、これは想定内だったみたいだけど)
なので、
独自の思惑で動く人数が増える=その人数だけ
ドン・サウザンドの脅威になり得る可
能性を放置する
という事なるから、皆の裏を掻こうとするのは
ベクターだけって図式は実はギリギリの
バランスで成り立ってる
搔き乱す役割が一人だけなら
本編のように丸め込むのも焚き付けるのも自身に反旗を翻そうとする
タイミングを計るのも容易だし、
ドン・サウザンドの力に着
目する人物が少ない程、偽
ナンバーズの
バラ撒きみたいな動きもしやすくなる
何千年
単位で暗躍はしつつも
本編の
タイミングが来るまで封印を解く
アプローチをしなかったのは、封印されて動けない存在と思われてる方が都合がよかったんだろうし、
こうして分析すると
バリアン勢力は最後に総取りを狙う
目線からかなり狡猾に状況や心理を構築・
コントロールされてるのがよく分かる
まあ長々と書いたけど、
そもそもとして見せ場とかそういう観点での話の振り方だから、
本編の図式が如何に筋が通っているかという話とはズレてるんじゃね?と思われるかもしれないが、
敵幹部集団だが
本質的には巨悪の犠牲者(
被害者とは少し
ニュアンスが違う)というのが
バリアン七皇なんで、
見せ場にしたって
根本的な組織構造の変更とかよりも
柔道とかで番組が潰れた分とかの尺がもう少しあれば、みたいな考え方の方がいいと思うよ
例えば、
ベクターサイドと
遊馬サイドの戦いが1
エピソード内で同時進行してる所を単純に1
エピソードずつ分けるだけでも印
象は違ってくるだろうし