概要
時間管理おじさんは、ミヒャエル・エンデ作「モモ」に登場する時間泥棒に人生の大事な何かを奪われてしまったのではないかとすら思わせる、時間の管理に全てを捧げる誓いを立てた人類の真のエリートたちである。
時間管理おじさんの出没地域・傾向
時間管理おじさんはかつてから一部のエリート層に比較的多い人間類型ではあったが、いろんな人がやっぱり自分はアメリカがいいとか悪いとか中国がいいとかよくないとか騒ぎ出した2000年代末期~にかけて爆発的に増殖した。(ような気がする)
したがって、現状では外を歩けばいくらでも時間管理おじさんを見つけることができる状態になっている。もっとも、確定には慎重を要する。
たとえば彼らは以下のような行動傾向を示す
- すぐ掛け算と割り算をする
- イヤホンを使う
- 「朝起きたときが一番脳が活性化している」と唱えて眠る (経典に記載)
- 時間管理のために胃の消化がどうとか言い出す
- 英語の資格を持ってる/点数が高い
- ほぼ日手帳を持ち歩いている
- 「天才はともかく普通の人間は絶対に目標が達成できないからゆるく計画を立ててできた所までで満足しよう」とか言う(≒管理できない自分を管理)
- 「TVは見ない」「ネットは一日30分」みたいな戒律を口にする
- 「笑いも大事」と言い、一方で(見てないはずの)最近のTVは面白くないと言う
- 結果(おそらく)毎日一人で部屋で笑っている
- 週に一日~二日「好きなことをやっていい日」がある
- 実際には毎日好きなことをやっている
- 読書を人の過ごすもっとも豊かな時間と捉えている
- 愛読書がドストエフスキーとか言う
- 福沢諭吉と自分は似ているとか言い出す
- 人間関係でトラブって抜けた自分に興奮し「坂本竜馬のように」とか言い出す
- 政治好きなのに政治的な人を批判する
- サラブライトマンとかであっさり泣いてしまう
- すぐイチローで例える
- ものすごくSなビデオみてる
「管理する」権力欲
権力を持たない彼らが唯一管理できるもの、それが自分自身であり、自分の人生そのものだったのです。そして彼らは、管理することこそ、幸せだと断言し、それを実際に遂行していきます。
※また明日書きます
要時間管理おばさんお姉さんコミュニティ
ほんとに時間がありません!!(あります)
関連項目
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