ブライトマン(曖昧さ回避)
ブライトマンとは以下の件を刺す
ブライトマン(ロックマン)
ブライトマン(ロックマン)とは、ファミリーコンピューターのゲーム「ロックマン4 新たなる野望!!」に登場するボスキャラクターである。
概要
元々はコサック博士が製作した暗い場所を照らす照明用ロボットであったが、Dr.ワイリーによって戦闘用に改造された経緯がある。
頭部の巨大な電球からはロボットの安全装置を誤作動させる1000万ワットの光「フラッシュストッパー」を放つ事が出来、これを利用し相手の動きを止めつつ攻撃する事を得意としている。
取得可能な特殊武器はフラッシュストッパー。弱点武器はレインフラッシュ。
キャラクターデザインは現在イラストレーターとして活動している榎本よしたかが手掛けており、同氏は何度か回顧録の漫画を描いている。それによれば、応募時の名前は「パールマン」。
ボスの強さについて
ステージ中を大きくジャンプしながら移動し、3方向へランダムに放たれる通常弾で攻撃する事が基本パターン。
これに加えて、フラッシュストッパーでロックマンの動きを止めてくる戦術を織り交ぜてくる。
ボスの接触ダメージは非常に高く、フラッシュストッパーで動きを止められている状態なら、ほぼ確実に高威力の体当たりを喰らう事になるだろう。
実はフラッシュストッパーはブライトマンの体力が一定値になると使用してくる。ノーダメージ撃破を前提とした彼との戦いはダメージを調整しつつフラッシュストッパーの発動を封じる戦術を用いられる事が多く、彼との戦いは初見殺しの要素が非常に強いと言えなくもない。
なお、ロックマンワールド4に登場するブライトマンは前半戦で戦うボスという事で接触ダメージが下方修正されていて、ある程度ゴリ押しが通用しやすくなっていたりする。
こう書くと「原作よりも弱いボス」と思うかも知れないが、フラッシュストッパーの性質が原作とは異なり、残り体力に関係なく発動させてくる様に変更されている事から、フラッシュストッパーの制御が不可能に。結果的にノーダメージ撃破を狙う場合はほぼ運に掛けるしかない難敵へと変貌を遂げてしまう。
ステージ
電気系統のボスらしく、ステージも発電所らしき建物が舞台となる。
ステージの至る所で漂っている「100ワットン」という名前の電球の雑魚敵を倒すとステージ内の照明が暗くなってしまう。これは倒すと花火のような爆風を出す「ドンパン」という名の雑魚を倒すと解除される。
ステージの難所は2つ。
一つはトゲが敷き詰められた床の上をバッタの様な姿をした「バッタン」の上に乗って進んでいく場面。バッタンとバッタンの間には「トーテムポールン」という雑魚が立ちふさいでいて撃破する事によって次のバッタンへ飛び移れる仕組みになっているのだが、トーテムポールンは耐久力がありバッタン自体の動きも初代のフットホールダーの様なランダム性を伴う物なので、馴れないうちは苦戦しがちなエリアとなっている。
もう一つはボス直前のエリアで待ち受けるU字リフト地帯。このエリアのリフトは一度乗ると終点で落ちてしまう性質を持っている物が大半を占めている関係で一気に進んでいく必要がある。
この様に、ステージ全体のギミックがトリッキーであり初見殺しも非常に多い事から、同じく初見殺し要素のあるブライトマン共々入門者は攻略を後回しにするべきステージと言える。だが、初期状態のみでボス部屋に辿り着く事に対しては十分に行えるため、経験者は最初にトードマンを倒したら次に選ぶステージはレインフラッシュを弱点武器としているブライトマンになる事が多いと思われる。
ロックマンワールド4におけるブライトマンステージは100ワットンとドンパンの関係やリフト地帯といったギミックは本家と同じだが、U字リフトの性質が全て往復するタイプに変更されている関係で、原作から難易度が低下。
新ギミックとしてバッタン地帯の代わりに、ドリルマンステージの落石地帯の様なスイッチを入れると出現する足場を渡っていくエリアとガッツマンにそっくりな顔をしたリフトを操作していくエリアが追加されている。
特殊武器 フラッシュストッパー
ロックマンの身体から1000万ワットの光を放ち、周囲のロボットのカメラアイを誤作動させる事によって機能を一時停止させる特殊武器。
発動中はチャージショットこそ使えないものの、バスターの連射自体は行う事が出来る。ただしボスの大半はカメラアイに防御装置が備え付けられている関係で通用せず、弱点武器としているファラオマンのみ有効。
いわゆるロックマン2に登場したタイムストッパーのリメイク武器という立ち位置の特殊武器。
タイムストッパーとの違いは発動時間が短い事で、同武器同様に長く使用するためには連続で使用する必要がある。
エネルギー消費の方式も異なり、タイムストッパーは発動するとエネルギーが無くなるまで徐々に消費されていたが、こちらは使用時に一定量のエネルギーを一括で消費する形式となる。
これらの点から元となったタイムストッパーと比べると大幅に使い勝手が上昇している事が伺える。
ロックマンワールド4でもフラッシュストッパーが登場しているが、違いは基地ステージでバラードを撃破した後の脱出シーンで生じる爆発を止められる効果が付加されている程度で、殆ど原作と変わらない使い勝手という事もあってか安定感がある特殊武器になっている。
強いて言えばリングマンステージのワッパーの喰らい判定が変更されている関係で、バスターの連射では若干倒しにくくなっている程度か。
ロックマンエグゼのブライトマン
ロックマンエグゼシリーズでは、ゲームボーイアドバンスで展開されていた本編シリーズではなく、ゲームキューブにて発売された外伝作品『ロックマンエグゼトランスミッション』にて登場した。
CV:小西克幸
オリジナルが電気属性だったらしく電気街の人物をオペレーターとするナビとして登場。
主な攻撃は両目から放たれるブライトビームと頭に生えている2本のプラグを叩きつけるブライトプラグ。
ゼロウイルスの影響で常にハイテンションになっていて、英語を交えつつヒップホップを思わせる口調で話す。デリート後は礼儀正しい口調になるので、これが本来の性格と思われる。
キャラデザは細身かつメガネをかけていて、カラーも黄色と緑が中心だったりと原作の面影が感じられない物になっている。 本家のファンが初めて遭遇した際には「誰だお前」と言ってしまうのがお約束。
ちなみにエグゼ版ブライトマンは同作における難所の一つとして有名である。
というのも通常状態では前方に装備している「電磁バリア」で守られている関係で正面からの攻撃が無効化されてしまう。これに対してはブライトマンの背後に回るか攻撃モーションを取っている瞬間を狙う必要があるが、仕組みを理解していない初見プレイヤーの場合は攻略に手間取ってしまう事が多い。
関連動画
関連商品
関連項目
- ロックマン4 新たなる野望!!
- ロックマンワールド4
- ロックマンエグゼ トランスミッション
- シャイニング・タイガード…
ロックマンX3に登場するボス。彼の攻撃と特殊武器「レイスプラッシャー」の通常版の軌道はブライトマンの通常弾を彷彿とさせる。恐らく元ネタと思われる。 - ロックマンの登場人物一覧
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