『あおいとり』とは (アオイトリとは) [単語記事]

映画『あおいとり』とは、エコーPが作成しているNovelsM@sterの中編作品である。

全4話。

概要

他人の優しさを拒絶して一人で生きてきた如月千早。いつものようにお節介をやく同僚の天海春香を適当にあしらうが、朝に見たある夢のせいか、この日ばかりはそれを引き摺ってしまうなど動揺を隠せずにいた。レッスンも散々で帰宅した彼女が自宅で見た一寸の幻とは……

本作の主人公。

幼いころに負った心の傷が元で、他人を遠ざけて「歌」に縋り「一人で生きる強さ」を求めてきた765プロのアイドル。
お節介をやく同僚の春香に感謝と後ろめたさを感じつつ、一定以上の距離を保っていた。

そんな彼女がある日の家で「しゃべるあおいとり」と出会うことから物語が動き始める。

ある日、千早の前に現れた「あおいとり」
本人曰く、「蒼い鳥」を考えてばかりいた千早に幸せをあげるために来たらしいが、本当のところは定かではない。
童話の青い鳥は最後に去ってしまうが、この動画では……？

とりの癖にしゃべる。この時点で既に何かおかしいが。
言動がフリーダムなため、千早や視聴者から突っ込まれることも。
ちなみに千早に語りかける言葉は正論や毒舌というよりも、彼女を誘導するかのような言い回しが多い。

本作における「狂言回し」の役を担い、「別時間の出来事」や「別次元の出来事」を幻として千早に見せる能力を持つ。

千早視点で登場する本作の登場人物。

最初の幻の主軸としても登場する。

千早にお節介を焼いているものの、なかなか報われていないが、それにめげない強さを持っている。

第二の幻の主軸として登場する。

元は仲の良い4人家族であったが、一家の息子だった如月優が8年前に亡くなった後は空中分解。
現在では家庭としては完全に崩壊しており、千早も既に一人暮らしの身となっていた。