あずまんが大王パズルボブル

あずまんが大王パズルボブルとは、あずまんが大王を原作としたパズルボブルである。
現在家庭用ゲーム機への移植は一切されていない。
基板はNAOMI、開発はMOSS、販売はTAITOである。

概要

基本的には従来のパズルボブルとルールは同じ。キャラクターはあずまんが大王のキャラクターのみが登場する。プレイヤーが使えるキャラクターは美浜ちよ、榊さん、滝野智、水原暦、大阪（春日歩）、神楽（あずまんが大王）の６人、また、CPU対戦のラスボスには谷崎ゆかりが登場する。

• １人でパズル

従来のパズルボブルとの違いは、ボーナスピンナップというものがあり、多くの色のバブルを落とすことによってボーナスピンナップのゲージを満タンにすることによってピンナップ（一枚絵）を獲得することが出来る。
学校コース、放課後コース、おこさまコースが存在し、学校コースと放課後コースでそれぞれ違うピンナップが存在する。（ボーナスステージの２面を含めいずれも全１４面。）
学校コースより放課後コースの方が難しく、いずれにせよ電源パターンがない故にツモが理不尽なことも併せてノーコンティニューでクリアすることは容易ではない。ある程度の出費を覚悟しておこう。
おこさまコースは５面で終了する。

• CPU対戦

CPU戦の順番は固定で、とも→榊→大阪→神楽→ちよ→よみ→同キャラ→ゆかり先生の順に対戦する。
ラスボスのゆかり先生はお邪魔の構成も動きも異様に強く、よほど運が良くないと倒せない。
特にお邪魔の構成にスターバブルのある神楽で挑むのは茨の道である。

• ２人で対戦

ルールはCPU対戦と違い、互いのフィールドの一部が開いており、相手側にバブルを送ることが出来る。
お邪魔の構成はCPU対戦とは変わらない。

• ２人で協力

選べるキャラは大阪＆ちよ、とも＆よみ、神楽＆榊の３組だけである。
このモードの特徴としてはバブルを真横に撃つとツモを捨てることが出来る、ボーナスピンナップが存在せず全ステージをクリアしたときの一枚絵以外をのぞき特殊な一枚絵は見られないという特徴がある。
全１５面。

登場キャラクター

ここでは、基本的にキャラクターの性能について紹介する。
キャラクターの性格などを知りたい人はそれぞれのキャラクターの記事を参考のこと。
ちなみに虹…レインボーバブル（隣接する消された玉と同じ色になる）、星…スターバブル（撃ちだされて触れた玉と同じ色の玉をすべて消す）、父…おじゃまブロック（落とさない限り消せないブロック。この作品ではおじゃまブロックがちよ父の顔になっている）を表す。

• 大阪（春日歩）

あずまんがドンジャラ大王、あずまんが大王アドバンスでは美浜ちよがカーソルの初期位置にいたが、この作品では大阪がカーソルの初期位置である。（１P側で）

お邪魔パターン
｜赤虹緑黄緑虹青｜
 ｜青緑赤虹赤青赤｜
そこまで色が揃っておらず安定した攻めが出来る。

• 美浜ちよ

原作の大阪の夢のシーンで使われた「１０歳ですけどー」という台詞は今作の舞台が２年生の時という影響もあり「１１歳ですよー」に変更されている。

お邪魔パターン
｜青赤緑黄青緑青｜
 ｜赤黄赤緑黄青赤｜
色が均等に分けられており一番標準的な性能となっている。

• 滝野智

２年生が舞台だけあって髪形が一番長い頃である。（そもそもプレイ中のキャラクターの絵は原作２巻の空きページに描いてあったイラストを元にしてある）

お邪魔パターン
｜父赤緑黄緑赤父｜
 ｜緑赤青父青赤緑｜
リスクなしで相手におじゃまブロックを仕掛けることが可能。
しかしおじゃまブロックでは止めは刺せず、それが原因で逆転されることも…（とはいえ止めをさせるほど詰まっている時点で勝ちは決まったようなものだが）

• 水原暦

アニメ版ではカットされた「シュークリーム分が不足してきた」という台詞をコンティニュー時に発することがある。
なお、他の媒体では一切「シュークリーム分」という言葉をボイス付きで喋ったことがない。

お邪魔パターン
｜赤虹青虹緑虹赤｜
 ｜赤緑虹青虹黄赤｜
レインボーバブルが多く色も端以外はそろわないためとても牙城を崩すのは厳しい。
ともと並んで強キャラだとされる。

• 神楽（あずまんが大王）

ここで特筆すべきことはない。

お邪魔パターン
｜赤青緑星緑青赤｜
 ｜父赤緑黄緑赤父｜
どんなに攻撃してもスターバブルで逆転される可能性が常に付きまとう。
中央に緑が揃っているのも痛く、このキャラを使うときは相手へのハンデを与える時か余程神楽が好きかでもないときついだろう。

• 榊さん

ここで特筆すべきことはない。

お邪魔パターン
｜黄緑青黄青緑黄｜
 ｜緑黄青緑青黄緑｜

三色しかなく、おじゃまブロックもレインボーバブルもないので逆転されやすいが、黄、緑、青のツモが出ないときはかえって苦戦することになるだろう。

• 谷崎ゆかり

ラスボスだけあって動きも早くお邪魔パターンも強力。
詳しいパターンは不明。

他にも、背景的な扱いでにゃも（黒沢みなも）、ちよ父、忠吉さんが登場する。

関連動画

関連コミュニティ・チャンネル

関連項目

• あずまんが大王
• パズルボブル
• TAITO
• MOSS
• 運ゲー