あぶないみずぎとは、ドラゴンクエストシリーズに登場する防具である。
当然ながら女性専用のアイテム。初出はMSX版ドラゴンクエストIIである。もともとはファミコン版ドラクエIIに収録される予定であったが、容量がカツカツ(1Mbit ROM)であり、泣く泣くカットされたという経緯がある(翌年移植されたMSX/MSX2では容量が2倍に増えた)。ムーンブルク王女が全裸でラダトーム王に話しかけるとプレゼントされる非売品である。守備力1で無耐性であるが、たまに敵が見とれて攻撃してこないという特殊効果があり、単なるお遊びアイテムには終わっていない。
MSX版DQ2においては、ムーンブルクの王女が装備するとグラフィックが変わるだけではなく、恥ずかしがる王女の台詞までもが用意されている。しかもMSX1版に限り、入手時に専用のカットインが表示される(グラフィックス性能が向上しているMSX2版にはカットインは無い)。スタッフGJ!でも、なぜSFC版には反映させなかったのだ!?
家庭用ゲーム機初登場は、MSX版ドラクエII発売の4日後に発売されたドラゴンクエストIII(ファミコン版)である。78,000Gと高価な割には守備力が1と、防具としての役割は果たしておらず、さらに敵を見とれさせる効果までなくなってしまった。しかし、装備するとキャラのグラフィックが変わるようになり、SFC版では職業ごとにデザインが異なるので変態プレイヤーの目を楽しませてくれる。
DQ9にでは、上下分かれて装備することになっている。またDQ10では種族に関係なく装備することができる。DQ11では上下区分がなくなった。
似たアイテムとして、魔法のビキニや神秘のビキニ、ピンクのレオタード、エッチな下着などが挙げられる。
初登場時は赤のワンピースタイプに腹部に菱形のカットが入ったデザインであったが、ビキニであったり、それに加えてパレオを巻いたりなど、作品によって様々である。
ビジュアル的にサービスシーン的な意味で、あるいはスラップスティック展開的な意味で「オイシい」アイテムであるため、メディアミックス版でもしばしば登場する。アニメ版のドラゴンクエストにおいては、ヤナックがデイジィに着させようとしたものが放課後電磁波クラブを訪仏とさせるデザインである。 また「ロトの紋章」では、変化の杖でヤオに変身したポロンがあぶないみずぎ姿を披露するシーンがある(デザインは「III」の攻略本イラストに準拠したスリングショットだった)。
ドラゴンクエストビルダーズではなんと男性でも装備できる。こちらでは赤い褌である。ドラゴンクエストビルダーズ2では表記が「みずぎ」となる。
登場作品 | 効果 |
---|---|
DQ2(MSX版/MSX2版) | たまに敵がみとれる。 |
DQ3 | 効果なし |
DQ11 | みりょくが100~150上昇する。 |
ドラゴンクエストビルダーズ | - |
ドラゴンクエストビルダーズ2 | - |
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最終更新:2024/06/01(土) 13:00
最終更新:2024/06/01(土) 13:00
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