こうや号・りんかん号とは、南海電気鉄道が高野線で運行している有料特急電車である。
「こうや」は難波~極楽橋間をフルに運行(これを南海専門用語で『大運転』という)する。
「りんかん」は難波~橋本間の区間運行便となる。全車指定席で4両編成。
平日1往復および休日下り1本はこうや・りんかんを併結し難波~橋本間8両運転を行うことがある。
なおこうや専用車両は編成数が少ない(中型車4連✕3本、大型車4連✕1本)ので、臨時便では大運転可能な一般形車両(2000系)を用いた臨時特急を運行することがある。また、30000,31000系が故障した場合の代走でも一般形車両を用いる場合がある。その際は特急料金は課金されない。
平成27年12月5日のダイヤ改正後は11000系が「泉北ライナー」専用車両となり、「こうや」「りんかん」を受け持つ車両は中型車3編成となるが、ダイヤ改正後も「こうや」「りんかん」の所定運用本数は従来通り3本のままで変わらない。このため、夕方ラッシュ時の8連運用は消滅し、冬季の30000系及び31000系の検査入場時は11000系が「りんかん」の運用に入り、本線12000系が「泉北ライナー」の代走に充当される。
2022年11月のこうや用車輌の脱線事故で長期間に渡って一般形車両の代走が行われた。
南海難波駅-新今宮駅-天下茶屋駅-堺東駅-金剛駅-河内長野駅-林間田園都市駅-橋本駅-極楽橋駅
難波,新今宮,天下茶屋,堺東⇔極楽橋は780円、それ以外は510円。
※正確に言うと、特急の乗車キロ数が45km迄なら510円で、それを超えると780円となる。
【注意】南海電鉄では特急同士の乗り継ぎ・通し運賃制度は存在しない。
なので、例えば橋本⇔(天下茶屋経由)⇔関西空港と移動する際にこうや・りんかんとラピートを利用した場合
特急料金を2回(つまり1020円)取られてしまう。
11000系は20m級なので橋本以南の区間に乗り入れが不可能。また、平成27年12月5日のダイヤ改正以降は「泉北ライナー」専用車両となるため、30000系・31000系の検査入場時等の代走を除き「りんかん」の運用には入らない見込みである。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/08(金) 14:00
最終更新:2024/11/08(金) 14:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。