ちほPとは、VOCALOID-PVのプロデューサー(制作者)のひとりである。
制作スタイルは主に手書きPVで、作品によって「スライドショー型」「アニメーション型」を使い分ける事が多い。
作品により微妙に画風を変えるスタイルをとっているが、その独特のポップな色使いは全作品に通して見られる。
ピアプロでは「buchiko」、pixivでは「はしもち」のHNで活動している。
2011年1月26日、『未来コココンピィ』を ティーワイエンタテインメントよりリリース。ちほPのイラストを中心に据えた、コンピレーションCD付きイラスト集である。楽曲サイドでは、キャプテン ミライ・acane_madder・ゴム(歌い手)・Junky・ちょうちょ・T-POCKET・花たんが参加している。
ちほPのニコニコ動画での初投稿は2008年5月21日『【カクカク】幻想論 / 鏡音リン 手書きPV【ガクガク】』(原曲:sm2888741
)キャプミラPのデビュー作を、動画のスクロール方法も覚束ないながら、それを(結果的に)逆手に取って味を出し、少ない色数とで「幻想論」の世界を見事に描き切って反響を得る。
2作目は同年6月23日『【初音ミク】FAIRYLAND【手書きPV】』(原曲:sm2085031
)流星P(minato)のジャジーな曲に合わせて踊る初音ミクを演出。アニメーション部分も巧みになり、短い尺ながらも構成力や、鮮やかな色彩センスにちほPの特色が色濃く出ている。幻想論でも同じ手法が見られたが、曲のイメージを詰め込んだような横スクロールの一枚絵は見応え十分。
3作目は同年7月3日、『【鏡音リン】サルでもわかる【手書きPV】』(原曲:nm3526467
)でアゴアニキPの『サルでもわかる』を題材に、前半はカイトを中心とした心象風景を、後半はVOCALOIDによるバンド演奏を中心に演出をしている。構成力、色彩センスには更に磨きがかかり、アニメーションも大幅に増えた意欲作である。
4作目は『【鏡音リンレン】ジェミニ【絵本PV】』(原曲:sm2540481
)でDixieFlatline/ジェミニの人の作品をタイトル通りの可愛らしい絵本のようなタッチで表現している。複数ある『ジェミニ』の著名な手書きPVの中で、今作ではそれとも、ちほPの過去の作品とも違ったアプローチで、色彩は淡く、キャラクターの線はか細く、幻想的な背景に独自の解釈も交えて、完成度の高い作品となっている。
5作目『【初音ミク】Sweetiex2【ハスキー&メドレーPV】』は、初のコラボレーション。DixieFlatline/ジェミニの人によるキラキラ光るテクノポップに、スタイリッシュでセクシーなシルエットのPVが映える。
ちほPがPVの題材として選ぶ曲には、万人向けでは無くとも熱烈なファンの付いている良作品が多く、VOCALOID楽曲のPVとしての役割を存分に果たしていると言えるであろう。
Junky(作詞・作曲)・[TEST](ギター)らとのコラボレーション。
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最終更新:2025/02/18(火) 00:00
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