ぱんだはうすとは (パンダハウスとは) [単語記事]

ぱんだはうすとは、かつて存在したアダルトゲームブランドである。

概要

「有限会社ぱんだはうす」のブランドであり、同社のブランド「Cat's Pro」「Melody」休止後の2000年より活動していたが、2006年をもって解散した。当時の情報から考察にはなるが、一番売れたと目されるゲームは新体操（仮）、次点は新体操（真）。解散寸前に告知されながらも力尽き、遂に完成に至らなかった新作タイトルの名前は新体操Aである。

ちなみに「有限会社ぱんだはうす」自体のその後についても言及すると、DL系ブランドを新設し、新体操シリーズのキャラを起用するなど血脈をアピールしつつ2007年頃まで活動していたが、会社ごと解散した。

メーカー系譜

株式会社ジャスト（1985～2001）
└→スタッフ独立　有限会社キララ（1987～1991）
　　└→社名変更　有限会社アイデス（1991～1995）
　　　　└→スタッフ独立　有限会社ぱんだはうす（1993～2007）
　　　　　　　　　　├［ブランド　 Cat's Pro（1993～2000）］
　　　　　　　　　　├［ブランド　 Melody（1995～2000）］
　　　　　　　　　　├［ブランド　ぱんだはうす（2000～2006）］
　　　　　　　　　　├［ブランド　こぱんだ（2005～2006）］
　　　　　　　　　　├［DL系ブランド　メルティ工房（2006～2007）］
　　　　　　　　　　├［DL系ブランド　メルティメイト（2006～2007）］
　　　　　　　　　　└→一部スタッフ独立　ニューラル（2002有限会社～2004株式会社化～2007）
　　　　　　　　　　　　└←同人サークル『首輪通信』
　　　　　　　　　　　　　　└→会社設立　株式会社ワイアーヘッド（2008～）

解散前動向

まじでやばいんじゃないかと当時のユーザー達の不安を煽った2005年 8月頃のある公式文章全文を掲載しておく。

「最近では家庭用その他問わず、ゲーム業界と言えども厳しい世の中になっております。
そんな中でここ数年を見返した所、【ぱんだはうす】からリリースされていたソフトは諸般の事情から、どうしてもコンパクトな内容におさまっている物が目立ってしまっていたと思います。もちろん、この中には現在の市場のみならず、制作スタイルについても色々と考えなければならない事柄が含まれています。そこで考えました。現状は必ずしも満足いく状況ではない。ではどうすればいいのだろうか、と……。
まず、制作体制を一新いたします。
ブランド【ぱんだはうす】をしばらくの間冬眠とすることが第一。
『ラストストーリーはあなたへ。』から数えて、１年はリリースする事はないでしょう。
これはブランドを休止することではありません。『冬眠』です。
『冬眠』というのは、たっぷりと栄養を摂り、来るべき春に備え、完全充電することです。
社内スタッフ全員が全力投球で、次回のブランド【ぱんだはうす】リリースタイトルを、納得のいく時間をかけて制作します。大作と言って頂けるようなゲームを目指します。こちらについては、情報をお見せできる段階になりましたら、改めてご案内いたします。

さて、第二にその長期間制作の為には先立つものも必要な訳なのですが……。
そこで『ぱんだはうす』の子、『こぱんだ』に頑張ってもらいます。
この『こぱんだ』では、アウトソーシングをメインにして、手軽に遊べるソフトに絞って、提供していこうと思っています。コンセプトは「Easy to Enjoy」です。」