もう何も辛くないとは、広島東洋カープの新井貴浩が大車輪の活躍を見せた動画作品に貼られるタグである。
新井は阪神タイガース所属時代、古巣の広島ファンからは「25番という選手」などと存在しなかった選手のような扱いを受け、かたや阪神ファンからも「ツライ」「ツラゲ」「新井が悪い」などと様々なネタを絡めて厳しい評価を下されることが多かった。
特に阪神最終年である2014年は、新外国人選手のマウロ・ゴメスにレギュラーポジションを奪われ、出場機会が代打中心となるなど、名選手の指標として使われる「2000本安打」「300本塁打」の達成が危惧される状況に陥っていた。
その年のオフ、出場機会を求めて古巣の広島に大幅な年俸減額を受け入れて復帰。当然ながらこれに関して広島ファンには、阪神最終年の状況を鑑み、広島でも居場所を得られず「お荷物」にしかならないのではないかという厳しい見方をする者が少なくなかった。
しかし新井はその予想を良い意味で裏切り、4番スタメンでの出場機会を勝ち取り、広島打線を支えることとなる。2016年には上述の2000本安打と300本塁打を達成し、チームのムードメーカーとしても大きく貢献、広島の25年ぶりリーグ優勝の立役者となった。
その生まれ変わったような姿を、新井の俗称「辛いさん」と「魔法少女まどか☆マギカ」アニメ第3話のサブタイトル「もう何も怖くない」の二語でかけて表現したのが「もう何も辛くない」である。
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最終更新:2025/01/07(火) 13:00
最終更新:2025/01/07(火) 12:00
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