もぐささんとは (モグササンとは) [単語記事]

もぐささんは、大竹利朋作の週刊ヤングジャンプにて連載されていた漫画作品である。

第二部「もぐささんは食欲と闘う」についても記述する。

概要

表向きは地味で控えめだが裏では食べることに情熱を捧げる女の子を、そんな彼女に惹かれた男の子の目線で観察するスタイルで描かれる“新食感”ストーリー。

ウェブコミック「となりのヤンジャン！」にて2013年 12月19日から2014年 2月13日まで連載された。
2014年19号からはヤングジャンプ本誌に移行して連載を再開。2016年6・7合併号まで連載され、第一部完となった。
また、ニコニコ漫画（公式）でも連載されていた。
2016年31号から第二部「もぐささんは食欲と闘う」の連載を開始。2017年35号で完結。

主な登場人物

百草みのり（もぐさみのり）: 本作のメインヒロイン。
普段は一人で静かに本を読んだりしているお淑やかな女の子。しかし実は非常に食欲旺盛でかなりの大食い。本人はそれを隠しているのだが、小口の実家の食堂に行ったことによりその秘密を知られてしまう。
単にたくさん食べるだけでなく、日頃からあらゆる場面で隠れて何かを食べている（授業中にペンを持っているフリをしてプレッツェルを食べたり、辞書のカバーの中に大量のご飯が入った日の丸弁当を隠していたり等）。小口以外にその秘密には誰一人として気づいておらず、その食べ方は神業と言っていいレベル。小口曰く「ステルス食いのプロ」。
食べている時は幸せそうな笑顔を浮かべる。お腹が空くと地鳴りのごとき腹の音が鳴る。
小口虎雄（こぐちとらお）: 百草のクラスメイトで本作の主人公兼ナレーション。
実家が「小口食堂」という食堂をやっており、そこに百草が来たことで彼女の秘密を知ってしまう。
名前に反した草食系男子で女子に大して興味を抱いてもいなかったが、百草の食べているときの可愛らしい表情に惹かれるようになる。
それ以降彼女の食べているところを眺めていたいという思いから、しばしば飯テロを敢行したりお菓子をあげたりするようになる。