アイちゃんとは、
本記事では2について解説する。
ジョー岡田が拾ってきた卵から生まれた赤ちゃんだが、空を飛んだり自分の意志で色々行動するなど、人間離れした力を持っている。普段は岡田が営んでいる雑貨店「ソリティア」で育てられており、岡田が救出した氷付けのマリー・アンジュ王女と共に身を隠してからは、プリキュアたちが交代して面倒を見ている。
当初は「アイ、アイ」としか話せなかったが(アイちゃんと命名された理由はこれから来ている。名前を付けたのは四葉ありす)、徐々に「しゅご~い」など様々な言葉を覚えるようになった。ランスの耳を食べ物と勘違いしているのか、よく噛みついている。よって、ランスにとってはある意味天敵かもしれない(最近のエピソードを見ると、肝心のランスも既に慣れてしまった模様)。逆にアイちゃんの天敵は、相田マナ(キュアハート)の子守歌である。よだれかけにはピンク色のハートマークが描かれており、後述の不思議な力を発動すると光りだし、泣き出すと色が黒ずんでしまう。
戦闘でプリキュアたちがピンチになると、一人で勝手に飛んできては「きゅぴらっぱ~!」という叫び声と共に、キュアラビーズを生み出したり、プリキュアたちを強化するなど、その強力な力で何度もプリキュアを助け出した。
また、一度改心したレジーナが敵に戻ったことでマナが絶望のどん底に陥った時は、シャイニールミナスのごとくマナの母親を洗脳(?)して一時期マナの妹になるなど、戦闘以外でも不思議な力をしばしば発動する。なお、アイちゃんの存在自体はマナたちの家族やクラスメイトも認知しているが、なぜ赤ちゃんを連れているのかは誰も指摘しない。と言うか、突っ込んではいけない。
キュアエース(円亜久里)が仲間になると、キュアエースのパートナー妖精であったことが発覚。そのため、正確には卵から生まれたのではなく、一時的に卵の中で力を封印されていたとも考えられるが、ありすが命名する前に亜久里が既にアイちゃんと呼んでいるなど不自然な部分もある。この他にも、アン王女に強く反応したり、敵であるはずのレジーナにも懐くなど謎が多い。
このように、プリキュアのパワーアップに大きく貢献してきたアイちゃんだったが、34話で突然ぐずりだして大泣きすると、敵幹部やジコチューのジェネジーが強力になる事態が発生した。これまで赤ちゃんとは思えない程聞き分けの良い優秀な子だっただけにプリキュアや視聴者の動揺も大きかったが、その真相はアン王女によって明かされた。元々アイちゃんはジャネジーを抑える能力を持っていたのだが、成長するにつれて自我が芽生え、最初の反抗期であるイヤイヤ期に入ったためぐずるようになってしまったのだった。イヤイヤ期自体は乳幼児なら必ず起こることなので、プリキュアが正しく育てないとアイちゃんが悪い子になってジェネジーを抑える力が失われてしまうことが判明し、アイちゃんの子育てに世界の平和がかかってしまったのだ。
3クール後半はアイちゃんの子育て回が続き、真琴の虫歯や亜久里のニンジン嫌いなどの試練を経て、徐々にアイちゃんもイヤイヤ期を克服していった。ところが、ベールをはじめジコチューたちもアイちゃんの能力に気づき、夜な夜な密かにジコチューのアジトへ連れ出しては夜遊びを繰り返したために、アイちゃんはすっかりグレてしまった(関連静画の右のイラストを参照)。しかし、キュアハートに救われたアイちゃんは彼女の愛の力で元に戻り、プリキュアのところへ帰ってきたのだった。
こうしてイヤイヤ期を乗り越えたアイちゃんは、その後も更にプリキュアをパワーアップさせるなど、相変わらず底知れぬ力を見せている。映画「ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス」では敵の攻撃で負傷したキュアソードとキュアエースの元へ駆け寄り、「エース、ソード、しっかり!」と普通に喋り観客を驚かせていた。
ネットでは、赤ちゃんであることに加え、戦闘面で非常に強い力を持っていることなどから、『フレッシュプリキュア!』のプリプー様こと、シフォンを彷彿させる人も多い模様。また、強い分リスクも多く諸刃の剣である点も共通している。それ故、アイちゃんのイヤイヤ期のエピソードが終わるまで、中にはアイちゃんが「我が名はインフィニティ」とか言い出すのではないかと戦々恐々している人もいるとかいないとか。逆に言えば、今後オールスターズ映画に登場する場合、プリキュアの力を借りずにひとりで敵をやっつけてしまう活躍を見せる機会もあるかもしれない。いずれにせよ、オープニングアニメーションやサブタイトル画面で大きく映っていることから、ドキプリ本編の謎と鍵を握る超重要キャラクターであることは間違いないだろう。
なお、声を担当する今井由香は『ふたりはプリキュアSplashStar』の霧生薫(初代)の声を担当していたが、産休のため岡村明美に交代したため、今回でようやくレギュラーキャストに復帰した(この他にも、「ハートキャッチプリキュア!」「スイートプリキュア♪」「スマイルプリキュア!」などにもゲスト出演している)。
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以下は、『ドキドキ!プリキュア』に関する重大なネタバレ成分を多く含んでいます。 それを踏まえた上で、続きを読みたい方はスクロールをしてください。 |
第45話でエターナルゴールデンクラウンを被った事で真実を知った円亜久里。第46話において、 彼女の口から、そしてエターナルゴールデンクラウンの力によってその真実が語られた。
トランプ王国の王女、マリー・アンジュは突如(おそらくは封印が若干緩む事によって開放されたジャネジーの力によって)昏睡状態に陥る。トランプ王国の王は回復しない事を嘆き悲しむが、エターナルゴールデンクラウンの力によって回復する事を知り、 封印となっていたクラウンを持ち出して王女を回復させた。しかしその代償として闇が封印から解放されてしまい、王は「封印よりも娘の回復を優先させた」という心の闇をつかれ、キングジコチューと化してしまった。
戦闘の末王女はミラクルドラゴングレイブの力によってキングジコチューを石化、キュアソードと共に人間界に逃げようとするが、ソードを先に逃がし自らはベールと対峙する事になる。しかし、ベールは王女に「キングジコチューをなぜ倒さなかった?実の親だからか?王国の平和よりも家族の方が大切とは親子揃って自己中だな!」と問い詰める。世界よりも父親への愛を優先させた自責の念に囚われ、ベールによってジコチューにされそうになったその時、自らのプシュケーを取り出し、善と悪の2つに割ってしまった。そして双方を別の場所へと飛ばしたのである、それぞれにこの後過酷な運命を背負わせる事になるという自らのふがいなさを悔やみながら……
それぞれのプシュケーは飛び立ち、黒く染まったプシュケーはキングジコチューの下へ行きレジーナへと姿を変えた。染まっていないプシュケーは人間界に飛び、円茉莉によって拾われ、円亜久里として育つ事となる。そして残った王女の肉体は転生、卵からかえることになる。そう、アイちゃんは王女が転生して生まれ変わった姿だったのだ。キングジコチューがレジーナの事を娘と称するのにも、レジーナがグレイブを扱えるのにも合点がいくし、亜久里の敗北の記憶があるのも王女のトランプ王国での敗北が元となっており、亜久里とアイちゃんがパートナーとして動けるのも元は一心同体だったから、キュアエースの姿が王女と酷似しているのも元は王女だったから、ということになる。
現時点ではアイちゃんと亜久里、レジーナが再び一体化し、元の王女の姿に戻る事ができるのかは不明である。ダビィでさえも「二度と戻らない覚悟で行動した」と言っている。そしてその予感が当たる形で、亜久里とレジーナがそれぞれ個別の人格となったため、再び王女として一体化する事は叶わなくなった。しかし、王女の命はアイちゃんとして息づくこととなり、人々を見守る事となるであろう。
掲示板
90 ななしのよっしん
2020/11/06(金) 00:12:30 ID: kYpVcewKsk
洗脳とかはクソどうでもいいけど単純にキャラデザが気持ち悪い
シフォンやはーちゃんみたいな妖精赤ちゃんとかはぐたんみたいなガチ赤ちゃんはかわいいんだけどアイちゃんは不気味の谷
亜久里は変身後おばさんだし王女様の分身はレジーナだけで良い
91 ななしのよっしん
2021/06/26(土) 18:05:17 ID: 7zByLtmdGn
ドキプリの赤ん坊の顔を見てるとざわざわしてくるんだけど
って書こうと思ったら書かれてたわ
(*^〇^*) のときや >< のときは気にならないので
おそらくあの目が妖精ではなく人型についてるのがヤバい
92 単語記事巡礼中 ◆CBGbQXRNEo
2022/12/12(月) 22:45:50 ID: 6trz4rra6x
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最終更新:2025/03/21(金) 19:00
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