ラケル(ドキドキ!プリキュア)とは (ラケルとは) [単語記事]

ラケルとは、アニメ『ドキドキ！プリキュア』に登場するトランプ王国の妖精ケル（プリキュアシリーズでは22番目の歴代妖精（もし、『スマイルプリキュア!』のポップが歴代妖精でなければ21番目））。

声優は寺崎裕香（前作『スマイルプリキュア！』では、緑川なおの弟・けいたを演じている）。

概要ケル！

菱川六花（キュアダイヤモンド）のパートナー妖精で、シャルルは姉、ランスは弟にあたる。水色の子犬のような外見をした男の子で、耳にダイヤの意匠がある。語尾には「～ケル」と付けて話す。また、アイちゃんお世話用のキュアラビーズを使う時は「Yo!チェケラケ！」となぜかラッパー調だったりする。

思考回路は思春期の少年そのものであり、六花を姉のように慕い、同時に強く憧れている。3話で、六花に初めてプリキュアになってほしいと頼んだ時も、「六花は頭も良くて優しいし、僕のパートナーになってくれたら嬉しいな・・・なんて」とプロポーズめいたものであった（この時は断られたが、この後正式にパートナーとなる）。

六花自身も、父が海外に出張し、母が医者の仕事が多忙のため、家では一人だけのことも多く、ラケルのことを本当の弟のように可愛がっている。専用のベッドがあったり、ご飯を食べさせてもらったり（10話の食事のシーンでは、ラケルの朝食だけタコさんウィンナーがあり、わざわざ六花がラケルのために手料理を作っていることが分かる）、こうした六花がラケルを面倒を見ている場面は随所に見られる。また、六花は肉球マニアの某たおやかさんの如く、ラケルの耳の肌触りがお気に入りのようで、よくいじっている。

プリキュアオールスターズでは、『ふたりはプリキュア』及び『ふたりはプリキュア Max Heart』のキュアブラックのパートナー妖精であるメップルを「先輩」と呼んでおり、お互いの変身アイテムで連絡を取り合っていた。

26話では、六花にデートへ誘われた時は顔を真っ赤にして驚き、大喜びで浜辺を散策していたが、海辺で六花が記憶喪失のイーラを見つけたことで状況は一変。大好きな六花を取られたと思ったラケルは当然面白くなかったが、キュアエースがイーラを攻撃しようとした時は六花と一緒にイーラを庇った。

人間になったケル！

29話からはシャルルやランスと共に人間の姿に変身できるようになったが、「六花と同じ年くらいの男の子」になりたい願いとは裏腹に小学生みたいな姿になってしまい、シャルルより身長が低いことを不満に感じている。この時のラケルは、アホ毛が生えており、六花似のツリ目となっている他、シャルルよりも早く語尾の「～ラケル」を付けずに話せるなど、かなり人間の姿が馴染んでいた。

続く36話では、マナと六花のクラスメイトである八嶋さん（CV：一木千洋）に初恋をする。八嶋さんがお気に入りの湖で、スワンボートに乗ってデートを楽しむが、おまる型ジコチューが湖を汚すのを見て激怒。ジコチューに体当たりしてやっつけてしまった。この時ラブリーコミューンに変身していたため、六花は強引に引っ張られ、ジコチューにハトプリ伝説のおしりパンチを喰らわせることとなった（当てたのはおしりより、腰に近いが・・・）。