シャルル(ドキドキ!プリキュア)とは (シャルルとは) [単語記事]

シャルルとは、アニメ『ドキドキ！プリキュア』に登場するトランプ王国の妖精シャル～（プリキュアシリーズでは21番目の歴代妖精（もし、『スマイルプリキュア!』のポップが歴代妖精でなければ20番目））。

声優は西原久美子（過去には、『Yes!プリキュア5 GoGo!』のクレープ王女や『スイートプリキュア♪』のクレッシェンドトーンを演じている）。

概要シャル～！

相田マナ（キュアハート）のパートナー妖精で、ラケルとランスの姉。ピンク色のウサギのような外見をした女の子で、耳にハートの意匠がある。語尾に「～シャル」と付けて話す。マナがキュアハートに変身する時は、自身もラブリーコミューンに変身する。なお、プリキュア一人ごとに専属のパートナー妖精が付くのは、『ハートキャッチプリキュア！』以来である。

生まれて間もなく、祖国のトランプ王国がジコチューの攻撃で崩壊の危機に遭い、陥落直前に人間の世界へ送られた。四葉財閥が管理しているクローバータワーで起こったジコチューとの戦いでマナと出会い、ジコチューに臆せず向かっていった彼女をパートナーであるプリキュアに選んだ。これまでのプリキュアと妖精の出会いとは逆に、マナがすんなり同意して、かえってシャルルの方が驚くという今までに無い展開が見られた。

上記の出生の事情から、自分たちを含めてトランプ王国にあまり詳しくなく、知識や情報は大抵ダビィに教わっている。しかし、三姉弟の長女だけあって、かなりしっかり者で常識人。それゆえ、優秀だが型破りで時に大胆な行動を取るマナに振り回されることも多い。また、良くも悪くもまじめな優等生キャラなので、本編前半では個性の強いプリキュアや妖精仲間の中で影が薄くなりがちだったせいか、時々自分の存在を忘れないようにアピールしていた。

なお、前作『スマイルプリキュア！』のキャンディとは、妖精学校で一緒に勉強する仲のクラスメイトであったことがプリキュアオールスターズで判明したが、時系列的におかしいとか突っ込んではいけない。~~こまけぇこたぁいいんだよ!!~~

人間になったシャル～！

29話では、プリキュアと生徒会長の役割を両立して多忙なマナの役に立ちたいという思いから、ダビィ先輩の指導の下、遂に人間に変身できるようになった。願いの内容が一番具体的だったこともあってか、マナと同じくらいの年頃の女の子に変身した。外見もマナとよく似ているため（髪の色はマナより少し明るい。これはラケル・ランスも同様）、生徒会副会長の十条博士からは姉妹みたいだと言われている。

マナを手伝う仕事の方は、不慣れな人間の体でかえって足手まといになるのではという危惧もなんのその、しっかりこなす上に、度々起こるアクシデントも切り抜けるなど、主のマナに劣らぬ優秀さを見せた。しかし、人間に変身している間はジコチューの闇の鼓動を察知できないことから戦闘に遅れてしまい、そのことで気に病んでいたが、マナや人間の姿で行動していた時に助けた人たちからお礼を言われ、やる気を取り戻した。