イェネー・フバイ(1858~1937)とは、19世紀後半から20世紀前半に活躍したヴァイオリニスト、作曲家である。
ハンガリーのペスト(現在のブダペスト)のドイツ系ユダヤ人の家に生まれた。そのため本来はオイゲン・フーバーという名前なのだが、20歳ごろからマジャール風のイェネー・フバイと名乗るようになった。
父親はハンガリー国立歌劇場のコンサートマスターならびにブダペスト音楽院教授をつとめており小さいころからお音楽に触れ、11歳までにはコンサートデビューまでする神童っぷりを発揮した。
13歳でベルリンにわたりヨーゼフ・ヨアヒムの薫陶を受ける。さらに1878年にフランツ・リストの助言からパリでデビューし大成功を博し、会場にいたアンリ・ヴュータンと親交を結んだ。1882年にブリュッセル音楽院ヴァイオリン科の主任教授に採用されるが、1886年に帰国し、父親の後任教授としてブダペスト音楽院に転職する。
このようにヴァイオリニストとしてだけではなく教育者としても活躍し、門弟にはティボール・ヴァルガ、ヨゼフ・シゲティやエンドレ・ジェルトレル、ユージン・オーマンディ、ジェルジ・ガライ、シュテフィ・ゲイエル、イェリー・ダラーニなどがいる。
また作曲家としては師匠であるヨアヒムに比べると多作家で、決してヴァイオリンばかりを作っていたわけではなくオペラや交響曲も作っている
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最終更新:2024/04/24(水) 12:00
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