ウトゥルス=フルエフル

ウトゥルス=フルエフル(Ut'ulls-Hr'ehr, Ut'lls-Hr'ehr)とは、クトゥルフ神話における神の名前である。ウーツル＝ヘーア。

概要

ウトゥルス＝フルエフルはジョゼフ・Ｓ・パルヴァーがクトゥルー神話の古き者の一柱として創造した神性、旧支配者である。

ウトゥルス=フルエフルは性魔術師たちの女神であり、「孤立の娘たち」を名乗る女性の性魔術集団から崇拝されている。

シュブ＝ニグラス(Shub-Niggurath)の長女であり、父は蛇神のイグ(Yig)である。又、クトゥルー(Cthulhu)の父であるナグ(Nug)と交わり、クトゥルーの異母妹にして妃たるカッソグサ(Kassogtha)を産んだ。

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別名〈偉大な角状の神〉、〈創造の黒き栄光〉

ウトゥルス＝フルエフルは頭に先端から黒い液体(腐蝕性があるらしい)がにじみ出る角、後頭部にびっしりと棘のある髪の毛が生えている、目も口もない巨大な怪物である。

下腹部にたくさんの乳首のついた灰色の鎧のように見える卵形(三日月状)の体は骨のような魚の鱗で覆われており、両脇には魚のひれが並ぶ姿をしているといわれている。

ウトゥルス＝フルエフルのたくさんの乳首から出る乳を飲んでしまうと人であれば狂気や突然変異して異形のものへと変貌するといわれている。

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登場作品：『Nightmare's Disciple』-Joseph S. Pulver

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関連項目

• クトゥルフ神話
• 旧支配者
• シュブ＝ニグラス
• イグ
• ナグ
• カッソグサ
• クトゥルー
• 性魔術