ザコ(雑魚、ざこ)とは、釣りや漁業の際に釣れる小さくて価値が薄い魚をまとめて呼ぶ言葉である。
転じて、弱い人間や価値のない物を卑下する時に使う。
「ザコ」は訛って「じゃこ」とも呼ばれ、デパートの食品売り場などで買うことができる。ちりめんじゃこもその一種である。漢字では「雑魚」。
また、どうでもいい存在・価値のない存在・身分が低い、などの意味で人間に対しても「ザコ」と比喩されることがあるが一般的には良い言葉とはされていない。
創作作品におけるザコとは十把一絡げの極端に弱いもの、特にイマイチ戦力にならない戦闘員や
名もない敵組織の下っ端を指すことが多い。「ザコ敵」「やられ役」とも。
主要人物や武器・兵器の強さの指標、それを際立たせる視覚的な効果も大きい。
また低レベル時の経験値獲得など一定の需要はある。
ゲームにおいては、何らかの役割を持ち特定条件で戦闘になるボスに対して
道中で無限に湧いて出てくる固有の人格が設定されていない敵のことも指す。
この場合必ず弱いという訳でもなく、例えばガルキマセラ(FF5)のように
その時点ではまともに戦えないほどに強く、出会ったら逃走前提という者がいたりする。
また、終盤のザコ敵は下手なボスなどよりも遥かに厄介という場合も多々ある。
また、スライムやマムルのように最初に出てくる一番弱いザコ敵がシリーズのマスコットになっていたり
そのまんま「ザコ」という名前の敵がいたりする。戦闘後に一定確率で仲間になる場合もある。
作品によっては下っ端として幹部やラスボスにこき使われ奔走したり、苦労したり愚痴をこぼしているなど、どこか憎めない部分が垣間見えることがある。
主役級のキャラには簡単にやられがちだが、数が多かったり一定の知能・戦闘力があるなどの理由から、戦闘力のほとんど無い一般市民レベルには十分な脅威として描かれる場合もある。
稀にファンサービスやおまけを兼ねて、プレイヤーキャラとして操作できる事もある。
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最終更新:2024/11/25(月) 05:00
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