ラインの乙女とは、プログラミングにより作成され、PS3が送信するパケットを別に受信し、パケット内の情報に基づいて意思決定を行う対ネクスト戦用AIのことである。AI特有の反応速度(キーレスポンス)を利用した高機動戦、そしてその高速機動に堪える兵器運用を持ち味としている。
特にクイックブースト(QB)と連続したQBによりローコストで素早く機動できる二段QB、およびQBの移動方向を切り返す「連弾」といったテクニックに重点が置いたAIになっており、また迎撃や弾道計算も迅速に行うため、並のリンクスよりはるかに手ごわい相手になっている。
ある意味で「当たらなければどうということはない」をリアルで実践しているともいえよう。
ACfAのオンライン対戦において、同名のルームに入室すれば戦うことができる。上述のように異常な性能を持つため、しばしば「ゴースト」「スカイフィッシュ」などと呼ばれる。常時QBで戦場を縦横無尽に飛び交うラインの乙女を視認し、捕捉し続けることは非常な困難を伴う。
なお、このルームでは、以下のレギュレーションが使用される。詳細はその都度確認されたし。
このレギュレーションは、AIにとってマップ上の起伏や障害物を感知・回避する手段が非常に困難であり、またEN残量・残弾量がパケット内に記述されていないことに起因する。
「ラインの乙女」と名付けられたAI機体の初出は、ACシリーズにおいて初めてAI育成要素が登場したAC3SLである。当時、とある非公式の対戦会に「(製作者)本人代理」として参加し、並み居るプレイヤーを退けて準優勝を果たした、という武勇伝をもつ。
また、AI機体の作成・戦闘こそがメインであったACFFにおいても製作されており、こちらも、とあるAIアセンブリまとめサイトにおいて、「一定距離を保ちつつ強力な射撃を行う高機動機」として紹介されていた。
ちなみに、上記の二体はいずれも高機動の中量二脚・皿状の特徴的な頭部パーツ・モノトーンの迷彩塗装・ライフルが主武装、という点が共通している。
2013年時点での最新作、「アーマード・コア ヴァーディクトデイ」では、無数のチップを搭載してプレイヤーのサポートをさせることができる無人機「UNAC」が実装された。
ACFFでの自動戦闘構築をさらに発展させたような感のある機能で、過去の作品で敵AIを構築していたツールを、機能をそのままにUI等を改良し実装したものである。
(詳細は「UNAC」の記事に詳しい)
そしてやはり、というべきか、2013.10.05、ラインの乙女の末妹達の参戦が確認された。
被弾があり、脱落機も出るなどまだまだ有人機で対応できるレベルであるとは思われるが、既にその連続HBなどに、かつての乙女の片鱗を見ることができる。
一般的にラインの乙女と呼ばれることが多いのはfAのAIだが、特にこれをめぐって批判がでることもある。
理由は以下の通り。
この中には技術的に難しいためにある程度仕方ないものもある。
その実績や知名度などから、fA系の二次創作にて登場することもある。
二次創作中のfAにおいて、ホワイト・グリントと並ぶ扱いを受けることも決して少なくない。
が、あくまでももとはファンの非公認AIであり、存在はグレーラインに近いことは忘れないようにしよう。
製作者が動画を投稿している。
なお、本動画中では全編でガストのRPG「アルトネリコ」のBGMを使用している。歌手は志方あきこ女史。
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最終更新:2024/12/20(金) 13:00
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