スラッシュメタル四天王とは、スラッシュメタルバンド「メタリカ(METALLICA)」「メガデス(MEGADETH)」「スレイヤー(SLAYER)」「アンスラックス(ANTHRAX)」を指す言葉である。海外に於いては「BIG 4」「THE FOUR HORSEMEN」と呼ばれる。
これら4バンドは、黎明期のスラッシュメタルシーンに於いて後進のバンドに数々の影響を与え、また現在に於いても「ヘヴィメタルの名盤」と言われる作品を残している(各バンドの詳細についてはそれぞれの項目を参照)。但し、厳密には全バンドが狭義のスラッシュメタルをプレイしていたのは主に80年代~90年前後までであり、常にスラッシュメタルと呼べる作品をリリースし続けていたのはスレイヤーのみである。
この4バンドはいずれもなんらかの形で繋がっているものの、数々の因縁・遺恨やメディア上での諍いが耐えなかった(後述)。そのため、2010年にブルガリアのソフィアで行われた共演には多くのファンが歓喜した。
メガデスのデイヴ・ムステインは元メタリカのメンバー。メタリカの1stアルバムでは多くの曲に彼の名前がクレジットされており、また収録曲「The Four Horsemen」が原題の「The Mechanix」としてメガデスの1stアルバムに収録されていることは有名。ムステインの悪癖が原因でメタリカを解雇され、長らく犬猿の仲であったが現在は友好的である。
スレイヤーのケリー・キングは一時期メガデスのヘルプでバンドに参加。またケリーはメタリカ時代のムステインのプレイに「超インスパイアされた」と日本のテレビ番組内で語っているが、各種媒体でムステインと舌戦を繰り広げたこともある。メタリカに対してはアルバム「リロード」について「メタリカは死んだ」と発言しており、またケリーとジェフ・ハンネマンはビッグ4のライブでもほかのバンドメンバーとステージに立たなかった。(トム・アラヤはセッション後の写真撮影のみ参加している。日本のヘヴィメタル専門誌BURRN!のインタビューによると、ケリーは共演の話を聴いたのがライヴ直前であり、準備期間があれば『Am I Evil?』のセッションに出演出来たとのこと。トム・アラヤとジェフに関しては「ああいう”ゲスト出演”は絶対にやらない」とケリーは語っている)
アンスラックスのスコット・イアンは基本的に誰とでも仲良しでカーク・ハメット、ケリー・キング、デイブ・ムステインらとも非常に友好的である。アンスラックスはほかの3バンドとは仲が悪いというのはないが、ヴォーカルに関しては流動的な状態が続いている。つい最近ジョーイ・ベラドナが復帰してこれでまた安定する・・・・のかはまだ分からない。
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最終更新:2024/06/06(木) 14:00
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