テュフォンの獣

テュフォンの獣(Typhonian Beasts)とは、クトゥルフ神話における種族の名前である。テュフォンビースト。

概要

テュフォンの獣は暗く遠い次元に棲んでいる黒いジャッカルのような怪物の奉仕種族である。

別名〈セトの従者〉。

彼らのジャッカルのような姿は痩身で敏捷な大型犬ほどの大きさであり、短いまばらな黒毛に覆われた姿をしている。長い牙、高くぴんとした耳、目は細く吊り上がっており、赤く光っているという。先端に鮮やかな毛の房がある長い尾があり、なんとなくかっこいいような気がする。なお正体不明。

テュフォンの獣はセトにささげられた人間の生贄を受け取るものであり、神聖なる場所を守護する任務についている。セトに寵愛される崇拝者は彼らに守られていることだろう。

ちなみにテュフォン(Typhon)はギリシア神話における最強の怪物として知られている。セトはエジプト神話の破壊の神。

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登場作品：『エジプト神話』－ヴェロニカ・イオンズ

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関連項目

• クトゥルフ神話
• 奉仕種族と独立種族
• 奉仕種族
• ギリシア神話
  • テュフォン
• エジプト神話
  • セト