トヨタ・クイックデリバリーとは、トヨタ自動車が1982年から2011年にかけて生産していた商用車である。
ヤマト運輸の依頼によって開発された車で、荷台と運転席がつながっているウォークスルー型の商用車。
1982年~1986年までは1.25トン積のみであったが、1986年のモデルチェンジで2トン積が追加された。
1995年には2トン積みをマイナーチェンジ、デザインが変更された。
1999年には2トン積みのみモデルチェンジを実施、異型ヘッドライトが採用され、顔付きがダイナ/トヨエース調となった。
2000年には1.25トン積みが生産を終了している。
2001年には2トン積の一般向け販売を終了、後継モデルとしてダイナアーバンサポーター/トヨエースアーバンサポーターが設定された(このモデルは最大積載量が1.25トン積みになるが、外見上は丸型のヘッドライトが採用されている以外QD200とほとんど違いはない)
2006年にはパワートレインをハイブリッドシステムに変更、一般向けの販売も再開された。
最大積載量が50キロ減の1950キロに変更となっている。
2011年に生産を終了した。
積みやすさについては、1999年までのモデルのほうが積みやすいと思われる。
理由として、1999年のモデルチェンジ時に若干丸みがかったデザインに変更となっているため、積み上げることが若干難しくなったことが挙げられる。
また、なぜかモデルチェンジ時にスペアタイヤの位置がラゲッジ内右端に変更となっている。このため、スペアタイヤが邪魔で積みにくいと思われる。
もしヤマト運輸所有の1999年以降に生産されたデリの空のラゲッジを見る機会があるならスペアタイヤが搭載されているか確認してみることをお薦めする。(大半がスペアタイヤを外されていると思われる。なぜなら邪魔だから)
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最終更新:2025/12/13(土) 01:00
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