バウムクーヘンエンド

「バウムクーヘンエンド」とは、

1. 「結ばれる可能性もありそうだった二人が結局結ばれず、片方が他の相手と結ばれる」という感じのエンディングを指すネットスラング
2. シンガーソングライター「Eve」による2019年発表の楽曲（→公式YouTube動画へのリンク）

本記事では上記の1について記載する。

概要

インターネット上の日本語圏で用いられるネットスラング。「バームクーヘンエンド」と表記されることもある。

バウムクーヘンとは洋菓子の一種。初めて聞いたときに「なんでそういうエンディングをバウムクーヘンと呼ぶの？」と疑問を抱く方も少なくないのではないかと思うが、「相手の結婚式に出席し、笑顔で祝福し、もらったバウムクーヘンを持ち帰り、一人寂しく食べる」といった感じのシチュエーションが元になっているらしい。バウムクーヘンは結婚式の引き菓子（引き出物の一種で、手土産として列席者に渡されるお菓子）として採用されることが多いのである。

2012年頃に、キャラクターの関連性に萌えを見出すタイプの二次創作を楽しむ女性オタクの間で使われ出した言葉であるとされる。2015年頃に短文コミュニケーションサイト「Twitter」（現：「X」）で話題となり、知名度が上がったようだ（本記事「関連リンク」参照）。

バッドエンドの一種ともとれるが、「少なくとも片方は幸せになってはいる」「辛く思いつつももう片方はそれを祝福した」と考えれば完全なバッドとも言いづらく、どちらかと言えば「ビターエンド」に近いかもしれない。

なおネットスラングなので厳密な定義があるわけではなく、「結ばれる可能性がありそうだった二人」とか「結ばれた方は幸せになる」とか「残された方は辛く思いつつも祝福した」といった場合などに限定されると決まっているわけではない。

関連静画

関連リンク

• バウムクーヘンエンド (ばうむくーへんえんど)とは【ピクシブ百科事典】　（2013年6月18日に初版作成された記事）
• あまりにもつらい「バウムクーヘンエンド」が話題に　どこから生まれたの？：ねっと用語知ったかぶり - ねとらぼ　（2015年4月21日の記事）
• 【鬱】あまりにも辛すぎる『バームクーヘンエンド』の恐怖とは？「わりと好き」の声も - Togetter　（2015年4月21日に作成されたまとめ）

関連項目

• バッドエンド
• ビターエンド
• カップリング
• バウムクーヘン
• 失恋
• 僕が先に好きだったのに
• 結婚したのか、俺以外のヤツと...