パモさん構文とは、
Oh! パモさん床の隙間の汚れWatch……カワイイカワイイね
である。
元ネタは、実況者のジャック・オ・蘭たんがYouTubeに投稿している『ポケットモンスター バイオレット』の実況シリーズ。その第26回にあたる「ホゲータもらっちゃいました|ポケモン バイオレット #26」の20分17秒あたりで発言している。
なぜルー語なのかというと、ポケモンSVに登場するキャラクター・セイジの喋り方を真似ている(というか憑依している)からである。セイジは主人公が通う「オレンジアカデミー / グレープアカデミー 」の言語学の教師で、パモは彼が面倒を見ているポケモンである。上記の発言はセイジとの絆イベント中に誕生した。
言ってしまえばそれだけの台詞なのだが、絶妙なセイジが言いそうで言わない台詞感がウケたのか、なぜかTwitter上で流行。パモのぬいぐるみを床に置くだけで再現できることから、床を見つめるパモの写真を投稿したり、ファンアートを投稿したりする人が続出した。挙げ句の果てには、本当にセイジが言ったと勘違いする人まで現れている模様。
なお、ジャック・オ・蘭たん本人もこのプチブームを認知しており、1月27日のニコ生で言及している。しかし、本人は当時セイジに憑依して喋っていたため、自分で言ったことを覚えていないらしい。
ちなみに、watchは動いているものを注視する時に使われるため、ニュアンス的にはlookの方が適切。
そもそもなぜパモさんが床の隙間の汚れをWatchしていたのかというと、どうやらバグらしい。
もともとこのパモさんはアカデミーのグラウンドで倒れていたところを、セイジと主人公によって救出された。セイジは「パモさんが元気になるまで面倒を見る」と一肌脱衣する脱ぐのだが、パモさんは回復してもなかなか元気を出さない。心配したセイジは、生物教諭のジニアと看護教諭のミモザに健康診断を依頼。その後、生物室にてセイジ(とパモさん)とジニアは診断結果を踏まえながらパモさんの状態をチェックする―――というのがこのイベントまでの経緯。
主人公がセイジやパモさん、ジニアに話しかけるとイベントが始まり、パモさんが主人公を見上げて微笑んでくれる。しかし、このときパモさんの真横や後ろから話しかけると「パモさんが顔を上げず、下を向いたままになる」というバグが発生する。これにより、まるで床の隙間の汚れをWatchしているように見えるのだ。だがそもそも「パモさんが回復した割りに元気がない」という話の流れなのでパモさんが下を向いていてもあまり違和感がなく(むしろこっちの方が元気がないように見える)、ゆえにジャック・オ・蘭たん氏もバグだと気付くことなくこの発言をしてしまったと思われる。つまり偶然起こったバグに気付かずなんとなく放った一言が流行してしまった、というある意味奇跡のようなブームなのだ。
ちなみにパモさんの前方向から話しかけた場合、このバグは起きずパモさんのカワイイカワイイ笑顔が拝める。
今後のアップデートで修正される可能性があるため、実際に自分の目で確かめたいプレイヤーは早めにプレイしよう。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2023/03/22(水) 19:00
最終更新:2023/03/22(水) 19:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。