パンツなしで地下鉄に乗ろう(No Pants Subway Ride)とは、地下鉄に乗ってパンツ(アメリカ英語のpants、すなわちズボン)を脱ぐイベントである。
パンツ(下着)は着ており、決して「ノーパン」ではないので注意。メディアでよく使われる表現を記事タイトルにしたが、実態を踏まえて訳せば「地下鉄に乗ってズボンを脱ごう」がより正確な表現になる。
毎年1月に行われる。日程は不定。内容は、地下鉄に乗ったあと集団でズボンを脱ぐというものである。2020年1月の時点では主に海外を中心に行われており、人種の壁を越えて男性・女性ともに同比率程度で参加している。
最初に行われたのは2002年のアメリカ・ニューヨーク。パフォーマンス集団の「Improv Everywhere」の7人が交代で地下鉄に乗りズボンを脱いだ。それがImprov Everywhereを主催者とする形で世界各国に広まり、2016年にはすでに世界25ヶ国、60の都市で行われるようになった。2015年から公式のライセンスを得て東京でも開催されている。
ちなみにこのイベントの意図は特にない。10年以上続いているので、とりあえず毎年やっているらしい。ただし、参加にはウェブを通じた公式の認証が必要。
「pants(ズボン)」がアメリカ英語であるため、イギリスでは「No Trousers Subway Ride」と呼ばれる。しかし、日本ではなぜか「パンツなしで地下鉄に乗ろう」など、「パンツ」を使った表現になっている。実際に日本でズボンに加えパンツ(下着)なしで地下鉄に乗ったら逮捕されるので注意。
「ノーパンツデー」とも呼ばれる。しかし、別の日にすでに「ノーパンツデー」がある。そのため、公式からこの地下鉄イベントを「ノーパンツデー」と呼ばないよう通達が出ている
が、メディアからは「ノーパンツデー」の通称で広まってしまっている。実際、2020年には「ノーパンツデー」という名前でメディアが記事タイトルにしてしまった結果、Twitterで「ノーパンツデー」がトレンド入りしてしまった。
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https://twitter.com/afromance/status/1216363327309221888




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最終更新:2025/12/11(木) 12:00
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