ブルアカで抜いた生徒を庇うヤンクミ

この記事にはあんなことやこんなことが書かれています。 この記事（特に隠し部分）を開いたまま席を離れたら大変なことになる可能性があります。

ブルアカで抜いた生徒を庇うヤンクミとは、漫画・テレビドラマ『ごくせん』の主人公、山口久美子（ヤンクミ）を題材としたインターネット上でのコピペ（構文）、ならびに声真似動画である。

注意

このコピペ及び動画は卑猥な内容が含まれており、ブルーアーカイブやごくせん、仲間由紀恵のファンの中では不快に思う人も少なくないので、使用する際は細心の注意を払おう。

概要

2022年7月21日頃にインターネット上に出現した、「お前ら笑うなっ！」などの文が含まれた投稿が初出とされる（恐らく現在削除または非表示のため、リンクの掲載は避ける）^[1]。翌22日以降にTwitter上での投稿が増加したが、当時はまだごく一部の界隈のみで投稿される状態だった。

なお、「ブルアカ」はゲーム『ブルーアーカイブ』を指し、ブルアカのネタとして扱われる本文章だが、コピペの内容そのものは全面的にドラマ『ごくせん』のお約束的な展開の一つである、仲間由紀恵演じるヤンクミが生徒を庇う場面のパロディであり、ブルアカはただ名指しされているだけで別に他の作品名に置き換えても成り立つような文章なので、そういう意味ではむしろブルアカ側が巻き添えの状態になっている。もちろんごくせん側も勝手に巻き込まれているが…。

待たせたな。

『ヤンクミ…！』

　　　(音楽)

お前ら笑うなっ！

　　　こいつは
誰も知らねぇとこで、

毎日ブルーアーカイブで
　過酷なオナニー
　してんだよっ！

お前らは毎日
ブルーアーカイブで
オナニーして、
精子出してんのか？

出してねぇやつは笑うなっ！(ヤンクミ)

コピペの内容（クリック/タップで表示）

一見すると脈絡のない下ネタパロディなのだが、両作は「主人公の『先生』が治安の悪い環境で問題児だらけの生徒たちと真摯に向き合い、救っていく」というストーリーには共通するものがあり（肝心のコピペにその要素は全く生かされていないが）、両作を知っていると何か含蓄のあるパロディに思えてしまうのも特徴である。

なお、より厳密な意味での元ネタについてだが、前述したように作中で度々見られる「特定の生徒を嘲笑するクラスメイト等をヤンクミが一喝する」という流れがベースになっているが、同じくお約束である「生徒が喧嘩を始めたり暴力に晒されているところにヤンクミがBGMと共に啖呵を切って現れ、仲裁・救い出す」場面の要素も混ざったキメラ的な文章と考えられる。ごくせんガチ勢による正確な分析求む

後に、これをもちもちこんち氏（@mochi_cnc）がドラマ版の声真似動画として読み上げて8月19日に投稿した（リンク・音量や音漏れに注意）。これをきっかけとしてさらに広まり、改変コピペやMAD動画等が投稿されるようになった。

当然だが、実際のヤンクミはこんなことは言っていない。

関連項目

• 声真似
• やばいクレーマーのSUSURU TV
  • こちらも声真似であり、本人は言っていなかった

脚注

1. *ちなみに同年6月9日には既に「ブルーアーカイブ」「ヤンクミ」「オナニー」に触れたツイートがあるが、その時点では流行せず単発の投稿にとどまっている。7月21日の投稿者が6月9日の投稿を元ネタとして意識していたかは不明