ブーストの妖精とは、PS3用ソフトModnation 無限のカート王国(以下、Modnation)において、
ゲーム内のある登場人物の発言から誕生した、東方Projectの二次創作キャラクターである。
Modnationでは、レース対戦中にプレイヤーの動きに合わせて、チーフと呼ばれるキャラクター(日本語版CVは内海賢治)が、無線越しにプレイヤーにアドバイス(時に野次のようなセリフ)を送ってくることがある。そしてその様々なセリフの中に、以下のようなセリフが存在する。
"ブーストの妖精なんていないんだ!まずメーターを貯めろ!”
これはレース中にブーストゲージが空の状態で、プレイヤーがブーストをしようとした時に発せられるセリフの1つである。これはModnationのプレイヤーであれば、(意識的にその状態にすれば)数レースに1回は耳にすることが出来る、ごく普通のセリフである。
「妖精」という単語を使ったのは、何の労もなくゲージが貯まるわけがない、という事実を暗に表現しただけのことであり、これはどちらかというとキツめのアドバイス(お小言的)なセリフといえる。
しかし、このセリフが東方Projectを題材とした動画東方F-1グランプリの中で発せられたことにより、全く別の意味を持って視聴者の反応を呼ぶことになる。東方Projectの舞台である幻想郷は、チルノやサニーミルクといった妖精キャラがごく普通に存在する世界であり、そのような世界であれば「ブーストの妖精も存在し得るのではないか」という旨のコメントがついたのである。これが妙な説得力を持ち、撮影した当事者間でちょっとした話題となる。
(0:30辺りを参照)
そして、それから数ヶ月後の東方F-1グランプリの収録において、妖精キャラをテーマにした撮影が行われることとなり、ブーストの妖精が具現化をすることとなる。
原作の妖精キャラ数の不足に加え番外編ということもあり、モブキャラ的存在ゾンビフェアリーや、二次創作キャラであるナインボール・チルノ等のキャラが、レーサー作品として存在したことから採用されていくこととなった。しかし、それでも参加上限の12名に届かなかったことから、第一回で話題となったブーストの妖精を、Modnationと東方のコラボ記念的存在として、勝手に作ってみてはどうかという提案がなされ、それが参加者の一人くろあんこ氏により製作されることとなった。以上が誕生の経緯である。
上記経緯により、ブーストの妖精は動画製作にあたる、東方F-1グランプリのマスコット的存在となる。
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最終更新:2025/12/11(木) 05:00
最終更新:2025/12/11(木) 04:00
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