ヘミングウェイ・レビューとは (ヘミングウェイレビューとは) [単語記事]

ヘミングウェイ・レビューとは、1998年に宝塚歌劇団・星組によって上演されたショーで、当時の星組男役トップスター・麻路さきのサヨナラ公演でもある。

概要

前述の通り、1998年に宝塚歌劇団・星組の当時のトップスター・麻路さきのサヨナラ公演として上演された。作・演出は草野旦（くさの・あきら、現宝塚歌劇団理事も兼任）が手がけており、併演はミュージカル「皇帝」。

「誰がために鐘は鳴る」「武器よさらば」「老人と海」などで有名なアメリカの大作家、アーネスト・ヘミングウェイの生誕100周年を記念して作られたショーで、「男の時代」と呼ばれた20世紀初頭から、第一次世界大戦のイタリア戦線、旅行で訪れたアフリカ、飼い猫と共に過ごしたカリブ海・キューバの情景を織り交ぜつつ、波乱に満ちたヘミングウェイの生涯を多彩な歌とダンスで綴った内容になっている。

真矢みき、久世星佳、高嶺ふぶきと並び人気のあったトップスター・麻路さきのサヨナラ公演として作られただけあり、ファンの人気も根強く、なおかつ評価も高かった。実際、当時のネット上では圧倒的にヘミングウェイ・レビューの方が評価も人気も高かったという。早期のBlu-ray化、DVD化やネット配信が熱望される作品でもある。「皇帝」？知りませんねぇ…。