マイナス距離射撃とは、相手に対してゼロ距離射撃よりも更に内側からの射撃を行う事である。
通常、相手に対して確実にヒットさせる射撃法としてゼロ距離射撃(ただしここの意味的には誤用。本当の意味でのゼロ距離射撃は「砲弾を砲身から射出した直後に炸裂させる射撃法」のこと)があるが、マイナス距離射撃については必ずしも的中するとは限らないのが難しい所である。
多くの哺乳類(及び一部のそれ以外の種類)のオスの成体は、成体のメスの体に異変をもたらす毒液を射出する事ができる。これは地球上の様々な地域で見られるホモサピエンスについても同様で、この毒に冒されたメスは凡そ8~10ヵ月もの間、腹部に腫れを伴う、吐き気や鈍痛などの違和感を継続的に訴えるような状態が観測されている。
この毒液については、自然状態においては相手に対するプラス~ゼロ距離での射撃による射出では感染させる事は難しく、確実に相手の体内、つまりマイナス距離での射出、かつクリティカルヒットである必要がある。(近年は自然射出ではなく器具などを用いた間接射出でも罹患させる事が可能となった)
またこのマイナス距離射撃は概ね理性を持っていないか持っていても程度が低い個体については周囲の視線など気にせず(あるいは意図的に周囲の視線に興奮を覚え)本能的に行う行為とされており、理性的な生物である人類においては通常は他者の視線を避けて行う行為とされ、耳目に晒されるような状況下での行為に対して禁止をしたり制裁を与える傾向が強い。
基本的に秘められるべき行為とされるマイナス距離射撃であるが、オスと番いとなったメスの中には腹部の腫れの症状を積極的に受け入れる個体もおり、苦痛とは異なる多幸感をもたらす効果もあるのでは?という研究もなされている。
但し一部のジャンルの書籍や映像の中においてはマイナス距離射撃が解禁され、むしろ番いであるかどうかに関係なく積極的に行うべきと推奨しているかのような記述がみられる物に遭遇する事もあるが、賢明な読者は決して騙されてはならない。恐らくそこに書かれている内容は都市伝説であり、実際に行うとほぼ確実におまわりさんこいつですと言われる悲しい結果が訪れる。
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最終更新:2025/12/09(火) 04:00
最終更新:2025/12/09(火) 03:00
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